あなたへ そちら側のあなたに、 始めて手紙を書いた日のことを、思い出していました。 あの頃の私は、あの夏にあなたを置いたまま、 前に進まなければならなかった自分が嫌で、 残酷に過ぎていく時間が、恐ろしくさえも感じていました。 あの夏が遠くなれば…
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