拝啓、空の彼方のあなたへ

きっと、空に近い場所にいるあなたへ伝えたいこと。手紙、時々、コトバ。

コトバ -夏の音- 2016

 

夏の音が聴こえる

そうか 梅雨が明けたんだ

大好きな夏が来た

 

彼とは 夏に出会った

暑い夏の夜に出会って 恋をした

 

それからの夏は より一層 特別な季節に変わった

 

夏に出会って

夏にいなくなった

 

あれから 2回目の夏

 

やっぱり夏は好きだけれど

 

苦しくて 何だか 悔しくて 逢いたくて 涙が出る

 

だから私は 空を見上げる

 

この空の彼方 きっと彼がいる

 

雲の隙間から


時には笑って 時には心配そうに

 

こちらを 覗き込んでいる彼を想像する

 

元気ですか? って

 

青く澄み渡った空に声を掛けても
返事は聞こえないけれど

 

そうして空を見上げているうちに涙が乾く

 

そしてまた夏の音が聴こえてくる

 

彼がいなくなった日も こんなふうに暑かった