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拝啓、空の彼方のあなたへ

きっと、空に近い場所にいるあなたへ伝えたいこと。手紙、時々、コトバ。

お義母さんから、お母さんに変わった日

あなたへ

 

今日は、あなたの大切な場所に来ました。

あなたが、生まれ育った大切な場所。

 

あなたを送り出して間もなくの頃、こちらで行う花火大会に誘ってもらいました。


毎年、あなたとあの子、あなたの家族とみんなで見た花火大会。

 

あの夏の花火大会も、あなたの実家に集まって、お喋りしていた時も、

みんな楽しそうに笑っていたけれど、私だけ、笑えなかった。


血の繋がりのない私がここにいても、いいのだろうかって思いました。

 

確かに、あの子は、血が繋がっているけれど、

でも・・・

 

あなたがいない

 

何となく場違いな気がして、

少し居心地が悪かった。


そんな時、お義母さんは、そっと、私に言ってくれました。

 

「あなたは、嫁じゃなくて、娘だからね」

 

嬉しかった。

 

本当に、嬉しかった。

 

私は、あなたの家族から、嫁ではなく、家族として、迎えてもらっていたのですね。

 

 

あの時から私は、
「お義母さん」ではなく、「お母さん」って呼んでいます。

 

お母さんは、いつも、あの子と私の事を心配してくれています。

 

「ご飯食べてる?」
「何かできる事はある?」
「野菜送ったから、食べてね」
「甘えていいんだからね」
「あなた達が元気で頑張っていてくれれば、お母さん、それだけで嬉しいよ」


あなたのお母さんは、とても強く、大きな人ですね。

 

私は、時々、ここに来て、

若々しく、元気なお母さんから、パワーをもらって帰ります。

 

あなたの代わりに、たくさん、
この場所に来てもいいですか?

 

お母さんは、時々、小さかったあなたの話を聞かせてくれます。

 

あなたは、確かに、ここで生まれ育った。


ここには、私の知らないあなたの思い出がたくさん詰まっているのですね。

 

太く短く終えたあなたの生涯。

 

本当は、もっと、たくさん、親孝行したかったよね。

 

だから、私が、あなたの分まで、
お母さんを大切にしたいって、思っています。

 

 

 

 

 

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