拝啓、空の彼方のあなたへ

きっと、空に近い場所にいるあなたへ伝えたいこと。手紙、時々、コトバ。

惚れ直した時のこと

あなたへ

 

あなたを送り出し、
少しずつ、家の中の整理を始めました。

 

私服を着る機会がほとんどなかったあなた。


あなたの仕事着がたくさんありました。

 

箪笥の引き出しを開けても、開けても、あなたの仕事着。

 

もう、充分に、

充分過ぎるくらいに頑張って働いてくれましたね。

 

時には、休みたい時もあったでしょう。

 

「何で休みがないの?」

のあの子と私の言葉に、

俺が行かないと仕事が止まっちゃうからと、

疲れた顔も見せずに、朝早くから仕事に出かけて行ったあなた。


仕事を任される事は、素晴らしい事だし、あなたもきっと、誇らしかったでしょう。


ですが、私は、
あなたの体は大丈夫なのかと、それだけが、心配でしたよ。

 

「こんな仕事をしたよ」
時々、写真を見せながら話してくれた あなたの顔は、

自信に満ち溢れていて、キラキラしていました。


一度だけ、あなたの仕事を見る機会がありましたね。

 

仕事をするあなたの姿、本当に、格好良かった。


家では見せなかった、あなたの仕事の顔、素敵でしたよ。

 

正直に言うと、

惚れ直した瞬間でした。

 

 

あなたのものを整理するのは、
辛いだけなんだと思っていたけれど、

こうやって、あなたとの日常を思い出す事が出来ました。


私にとって、あなたが側にいる事は、当たり前の事で、
あの時、確かに惚れ直した出来事も、
日常の中の一コマでしかなかった。


あなたの格好良かった姿を思い出せて良かった。


やっぱり、私は、あなたの事が大好きです。

改めて、そう思いました。

 

私達を守ってくれて、ありがとう。