拝啓、空の彼方のあなたへ

きっと、空に近い場所にいるあなたへ伝えたいこと。手紙、時々、コトバ。

最後の手段

あなたへ


先日、あの子と進路の事や将来の話をしてから、
あの子は、だんだんと変わってきました。


また以前のように、
あの子なりに計画を立てて、勉強に取り組み、

将来の事を真剣に考えるようになりました。


ただ、時々ね、

プレッシャーからなのか、やる気はあるのに、なかなか進まなかったり、

集中力に欠ける日もあるみたい。


それでね、最後の手段を取る事にしました。


テストで良い点が取れたら、ご褒美に、お小遣いをあげるよって。


勉強は、自分の為にするもの。
ずっと、そんなふうに教えてきた私だけれど、
あなたなら、きっと、

あの子が良い点を取って帰ってきたら、

よく頑張ったねって、頭を撫でながら、おこずかいをあげるでしょう?


あなたのそんな姿が目に浮かびます。


だって、あなたは、そういう時、あの子に甘かったもの。


あなたが飴なら、私は鞭。
あなたが鞭なら、私は飴。
時々には、あなたも私も飴だったけれど、
いつだって、そんなふうに、バランスを取っていた私たちでしたね。


あなただったら、きっとこの手段も、

いいんじゃない?って、賛成してくれる気がして、
今回は、あの子に、飴を準備しました。


そうしたらね、あの子ったら、
想像以上に、頑張るようになって、

ここ最近は、嬉しそうに、テストの点数を発表してくれます。


もちろん、

お小遣いお願いします なんて、にんまりとしながら。

 

頑張りたいのに、頑張れない。
それなら、お小遣い制も、悪くないのかも知れませんね。


今回の最後の手段、成功だったようですよ。