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拝啓、空の彼方のあなたへ

きっと、空に近い場所にいるあなたへ伝えたいこと。手紙、時々、コトバ。

子猫

あなたへ


ここ最近、うちの庭に、子猫ちゃんが遊びに来てくれます。


あなたが作ってくれた縁側のある場所は、

日当たりがよく、気に入ってくれたのか、

そこで時々、日向ぼっこをしてくれていますよ。


猫って、かわいいな。


そう思うようになったのは、あなたと出会ってからでした。


あれはまだ、私たちが、結婚する前の事でしたね。
あなたの仕事が終わり、夜のドライブに出掛けた私たちだったけれど、

家に忘れ物をしたからって、

実家暮らしだったあなたの家へ寄った時の事。


家に上がって待ってて なんて、あなたの言葉に、

遅い時間にあなたのご両親と初対面は、ちょっと・・・
明るい時間に伺って、きちんとご挨拶をしたい なんて私の言葉に、

あなたは、納得し、家から少し離れた場所で待たせてもらいましたね。


あの時、少し時間が掛かるからと、
当時、あなたの家で飼い始めたばかりの子猫を、

私のところに連れてきてくれましたね。


この前話した子猫だよ。一緒に遊んで待ってて って。


私の実家では、ペットは、飼えなかったし、

友達は、犬派が多かったから、自然と犬派になっていた私は、
実は、あの時まで、猫と触れ合う機会が、ほとんどありませんでした。


あなたが膝に乗せてくれた子猫は、

私の膝の上で、ゴロゴロと喉を鳴らし、とても、可愛かった。


あれからの私は、すっかり猫に魅了されるようになりました。


あなたと出会って、好きになったもの。
あなたと出会って、知ったこと。


あなたと過ごした時間には、新しい発見が溢れていて、

ふとした日常に、あなたを思い出し、

あなたの笑顔を、あなたが言ってくれた言葉を思い出します。


庭に遊びに来てくれた子猫を見つけて、

私が、猫を好きになった日の事を思い出しました。

 

 

 

 

 

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