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拝啓、空の彼方のあなたへ

きっと、空に近い場所にいるあなたへ伝えたいこと。手紙、時々、コトバ。

ありがとう

あなたへ


もう嫌だよ


そう、ひとりで呟き、あなたの遺影の前で泣いた私を、知っていますか?


そんな時のあなたは困り顔で、じっと、こちらを見つめていましたね。


迷ったり、悩んだりしながら、小さな壁を乗り越えては、


出来たよ


あなたに、そう報告出来た時には、


頑張ったね


なんだか、そんなふうに言ってくれている気がしました。


あなたを送り出してから、これまで、

分からない事や不安な事、

本当にたくさんの事がありました。


ずっと、あなたが側にいてくれたから、不安な事なんて何もなく、

安心して暮らしていたんだと、気が付いた事も、たくさんありました。


何でも器用に熟してくれたあなたは、
こんなにもたくさんの事をやってくれていたのですね。
全部、任せ切りにしてしまって、ごめんなさい。


時に、投げ出そうとしたり、泣き出してみたり。


何も出来ない私だけれど、
ひとつずつ乗り越えては、立ち止まって、やっと、ここまで来れました。


これまでに、上手くいくはずのない事が、スムーズに運んだり、

分からないはずの事が、なんとなくの勘で、分かってしまったり、

不思議な事もたくさんありましたよ。


そんな時に必ず感じたのは、あなたの温もりでした。


きっと、あなたは、私が不安になった時、前に進む事が怖くなった時、

寄り添っていてくれたのですね。


そんなあなたのお陰で、ほんの少しだけ、成長出来た気がします。


ありがとう。