拝啓、空の彼方のあなたへ

きっと、空に近い場所にいるあなたへ伝えたいこと。手紙、時々、コトバ。

あの子からの報告

あなたへ


先日、あの子から、お父さんの身長を越したよ と報告がありました。


思えば、また少し、目線が高くなったような気がするあの子。
いつの間にか、あなたより、1.5cmも大きくなっていました。


この世界は、今、あの子の目に、どんなふうに映っているのでしょうか。


あなたがこちらにいた頃は、

あなた、私、あの子 の身長順だったけれど、

いつの間にか、

あの子、あなた、私 の順番に、入れ替わりました。


あんなに、小さかったあの子が、こんなに大きくなって、

力だって、随分と強くなりましたよ。


あなたを送り出した頃は、まだ私よりも小さく、頼りないながらも、

一生懸命に私を手伝ってくれたあの子。


今は、高いところの作業や力仕事は、立派に熟してくれます。


勘がよく、私の思い付かない方法で、物事を熟すところは、

本当に、あなたによく似ています。


あの子の成長を感じる度に、あなたを想います。


もしも今、私達が、逢えたとしたなら、
大きくなったあの子に、
あなたは、何て声を掛けてくれるのでしょうか。


少し照れながら、大きくなったねって、あの子の頭を撫でるでしょうか。


あの子と2人、背比べをして、
負けた なんて、悔しそうな顔をしながらも、
やっぱり、そこは、男同士。


筋肉は、お父さんの方が勝っているよ なんて、
自慢げに、その鍛えた筋肉を、あの子に、見せつけるのでしょうか。


本気であなたに張り合うあの子の姿や、勝ち誇ったあなたの嬉しそうな顔。


そんな男同士の、張り合いは、もう、二度と見る事が出来ないのですね。


あの子の成長を感じる度に、
追い越せそうで、追い越せないあなたの背中を、

懸命に追いかけていたあの子の姿を、思い出します。

 


ねぇ あなた


逢いたいですね。

 

 

 

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