読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

拝啓、空の彼方のあなたへ

きっと、空に近い場所にいるあなたへ伝えたいこと。手紙、時々、コトバ。

誕生日

あなたへ


あなたを送り出し、三度目の私の誕生日を迎えました。
無事に、ひとつ年を取り、
また一歩、あなたの年齢に近づきました。


私の気持ちは、
あなたを見送った頃と変わらずに、
あの頃のまま、
私の時間は止まってしまった気がしますが、
いつの間にか、3歳も年を取りました。


あなたの手の温もりも、その声も、
もう二度と、側に感じる事は出来ないけれど、
あなたが側にいてくれた頃の感覚は、今でも、よく覚えています。


私だけ、年を取ってしまうのですね


こんな時、
あなたを見送り、決めたはずの覚悟が、
本当は出来ていないんだと、思い知らされます。


私は、上手に生きられているでしょうか


そんな問いかけにも、
あなたは、ただ、黙って、こちらに笑顔を向けてくれるだけで、
何も答えてはくれないけれど、
無事に年を取れた事は、きっと、幸せな事で、
あなたに恥じないように生きようという気持ちもまた、 あの頃と変わりません。


とても、とても、ゆっくりですが、
また一歩、あなたの年齢に近づいた事。
嬉しく思います。


あなたが、この年齢の時に、見た景色は、どんな景色だったのでしょうか。


あの頃、あなたが感じた事や、考えていた事が、
やっと、分かるのかも知れませんね。


あなたが隣にいない事は、やっぱり寂しいけれど、

あなたが見ていた景色が、私には、どんなふうに見えるのか、

ちょっとだけ、楽しみです。

 

 

 

www.emiblog8.com