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拝啓、空の彼方のあなたへ

きっと、空に近い場所にいるあなたへ伝えたいこと。手紙、時々、コトバ。

あなたの挨拶

あなたへ


おやすみ
いい夢見てね


この言葉は、あなたが毎晩、
あの子にしていた、夜の挨拶でしたね。


どんなに疲れていても、
どんなに、あの子を叱った後でも、
楽しい日も、悲しい事があった日も、
いつでも、あなたから、あの子への夜の挨拶は、決まって、


おやすみ
いい夢見てね


あの子の頭を撫で、
1日の最後には、
必ず、そう、声を掛けていましたね。


昨夜の事でした。
あの子と、いつもの夜の挨拶。


おやすみ と。


昨夜は何故だか、


いい夢見てね


自然とその言葉が口に出た後で、
私自身、そして、あの子も、驚きました。


私は、これまで、
一度も、そんなふうに言った事はなかったもの。


それは、なんだか、あなたが話しているようにも感じた、
ちょっと、不思議な感覚でした。


思わず、あなたの顔を見ると、満面の笑み。


いい夢見てね


その言葉が出た瞬間、
胸が温かく、あなたを、すぐ側に感じました。


あの子と、久しぶりに、話をしたかったあなたが、
そうしたのでしょうか。

 

あの頃みたいに、あの子の頭を撫でる、
あなたの姿が目に浮かぶようでした。

大きくなったでしょ?


昨晩のあの子はきっと、いい夢を見た事でしょう。

 

 

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