拝啓、空の彼方のあなたへ

きっと、空に近い場所にいるあなたへ伝えたいこと。手紙、時々、コトバ。

小さな旅

あなたへ


慌ただしくも、楽しかった連休が終わり、
今日からまた、いつもの生活に戻りました。


今年の私のお休みは、
カレンダーより、ちょっと短い、4連休でした。


この連休には、あの子と、小さな旅に出掛けました。


いつか、3人で行こうね


そう話していた公園を覚えていますか?


毎年、3人で、初詣のお参りに行っていた神社の裏手にある公園。


いつかの初詣の帰りに、
この裏には、公園があるんだよ
そう、あなたは、教えてくれたんでしたね。


いつか、3人で行こうね と。


あの辺りは、
深夜にしか行った事がなかったから、
景色を気にしたことはありませんでしたが、
昼間に見ると、緑が多く、
とても、綺麗なところでした。


いつか、3人で行こうね


そう話していた公園には、
花がたくさん咲いていて、
静かで、とても素敵なところでした。


園内を散歩しながら、あの子の学校の話や、友達の話。
それから、あなたの話をしながら、
ゆっくりとした時間を過ごしました。


そして、あの子の、お腹空いた の言葉から、
周辺を探索し、
予想外の素敵な場所を見つける事も出来ました。


思えば、あなたを見送り、
こんなふうに、ずっと行きたかった場所へ出掛けたのは、
これが初めてかも知れません。


だって、
あなたと、3人で行きたかった場所は、
ずっと、避けてきたもの。


でも、何故でしょうか。
急に、行ってみたいと思いました。
あの子と一緒に。


行きたい場所へ行く事の出来たこの連休。
とても、楽しかった。


何というか・・・
久しぶりに、ワクワクしました。


日が暮れる頃、自宅に戻ると、
あの子が言いました。


楽しかったね

今日は、ありがとう と。


出来るだけ、見ないようにして来た、
3人で見たかった素敵なもの。


あの子に見せてあげる事が出来て、良かった。


私は、また一歩、
小さく踏み出す事が出来たでしょうか。