拝啓、空の彼方のあなたへ

きっと、空に近い場所にいるあなたへ伝えたいこと。手紙、時々、コトバ。

ハロウィン

あなたへ


今日は、ハロウィンです。
毎年のこの日、
我が家でも、ハロウィンを意識した夕飯を楽しむようになったのは、
いつの頃からだったでしょうか。


あれは、
初めて、ハロウィンのメニューに挑戦した年のことでしたね。


ジャック・オー・ランタンをイメージして作った食事を整えると、
あの子は、すぐに、かぼちゃのお化けだ って大喜びしてくれたけれど、
あなたったら、
え?宇宙人じゃないの? って。


どう見たら宇宙人に見えるのかを話しながら、
3人で、大笑いしましたね。


あの年から毎年恒例となった、我が家のハロウィンの夕飯。


あの頃は、毎年、可愛らしいイメージで、飾り付けた食事に、
あなたもあの子も、とても喜んでくれました。


あなたを見送り、
大きくなったあの子を驚かせたくて、
去年から、ちょっと不気味なメニューへと変わりました。


今年は、
ウインナーに切り込みを入れて、指を作り、
手の形に並べた上から、ナポリタンを置いて、
誰かが這い出て来そうなイメージに仕上げました。


思っていたよりもリアルに仕上がったハロウィンメニューに、
あの子は、とても喜んでくれました。


料理が苦手な私。
あなたが側にいてくれた頃は、
市販のパスタソースに頼っていた私ですが、
あなたを見送り、
ナポリタンの味付けは、自分で出来るようになりました。
あの子の、お気に入りの一品です。


美味しそうに食べてくれるあの子の顔を見ながら、
一緒に、あなたが食べてくれている姿を想像しました。


あなたなら、なんて言ってくれるでしょうか。


指だ!なんて、あの子と騒ぎながら、
あの子と同じ顔で、
おかわりある?って、
聞いてくれたでしょうか。