拝啓、空の彼方のあなたへ

きっと、空に近い場所にいるあなたへ伝えたいこと。手紙、時々、コトバ。

翼を休める場所

あなたへ


此処へ引っ越して来てから、1年が、経ちました。


思い返せば、
あなたを送り出してから、
ずっと、何かに追われているような気がして、
何から逃げているのかも、よく分からないまま、
何処かへ行こうと踠いていたあの頃。


いつも不安で、
1日たりとも、気が休まる日はなかったように思います。


思えば、私にとって、
引っ越すまでが、一番つらく、苦しい時期だったのかも知れません。


1年前、
あんなに不安でいっぱいだった引っ越しは、
思っていたよりも、とてもスムーズに進み、
心配事も、何故か上手くいき、
何も心配のない環境が整ったことに、安堵したこと、よく覚えています。


引っ越しが無事に済むと、
勇気を出して、一歩踏み出せたことが、誇らしく思えたんでした。


ここへ越して来てからのこの1年は、
疲れすぎた翼を休めるように、
自分の好きなことをしたり、
時には、ゆっくりと空を眺めたり、
忙しい中にも、
気が休まる時間を持てたように思います。


ほんの少し、歩を緩めたことで、
見えてきたものも、たくさんありました。


此処は、少しだけ、空に近い場所。
この家のいいところは、空がよく見えることです。


今思えば、此処は、
壊れそうだった私の心を休めるために、
あなたが連れて来てくれた場所なのでしょうか。


引っ越して来て、1年が経ち、そんなことを考えました。

 

 

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