拝啓、空の彼方のあなたへ

きっと、空に近い場所にいるあなたへ伝えたいこと。手紙、時々、コトバ。

夜のお菓子パーティー

あなたへ


先日、急遽、あの子と一緒に、
夜のお菓子パーティーをしました。


数種類のスイーツ、スナック菓子。
私たちの好きなお菓子を並べて、
撮りためた録画を観ながら、ゆっくりとした時間を過ごしました。


あなたが側にいてくれた頃、
あの子が眠った後で、時々、あなたと2人で、
こんなふうにお菓子を食べながら、ゆっくりとした時間を過ごしましたね。


チョコレートが食べたい


遅い時間にも関わらず、そんなことを言い出した私。


じゃあ、買って来てあげる 待ってて


そう言って、すぐに買いに行ってくれたあなたは、
これも美味しそうでしょって、
数種類のお菓子を買って来てくれたあの日が、始まりでしたね。


あれから、時々、こっそりと行われた夜のお菓子パーティーは、
忙しかったあなたと、ゆっくり過ごせる、ほんのひと時の時間でした。


実は、あの日。
あの子と一緒に、夜のお菓子パーティーをした日は、
あの子にとって、嫌なことがありました。


これからの長い人生。
振り返ればきっと、ほんの小さな嫌なこと。
もしかしたら、時間と共に、忘れてしまうのかも知れません。
でも、あの日のあの子にとっては、とても嫌なことだったと思います。


なかなか気持ちの切り替えが出来ずに、
感情的になっていたあの子に、
少し、困りながら、


そうだ
今から、お菓子パーティーをしよう
そう提案したんでした。


今日は、特別だよ
そう言って、テーブルにお菓子を並べ、
ゆっくりと時間を過ごすうちに、
いつの間にか、気持ちが落ち着いたあの子は、
いつもの笑顔に戻っていました。


あなたを見送り、
時々ね、
あの子の成長と共に、
どうしたらいいのか、分からなくなることがあります。


あの時、私は、
あなたとの夜のお菓子パーティーを思い出し、
あの子に、パーティーをしようと誘ったけれど、
あなたなら、
あの日のあの子に、どんな言葉を掛けたのでしょうか。