拝啓、空の彼方のあなたへ

きっと、空に近い場所にいるあなたへ伝えたいこと。手紙、時々、コトバ。

春みたいな人

あなたへ


さわやかな風が、そっと頬をなでていく、気持ちのよい季節となりました。
春を感じる今日この頃。
こちらでは、桜が咲き始めました。


春は、ちょっとだけ、不思議ですね。


春の光を浴びているだけで、
なんだか、幸せな気持ちになれるような気がします。


春の暖かさには、
いつもと変わらない1日を、
特別に素敵な1日へと変えるような、
不思議な魔法が隠れているのかも知れませんね。


暖かな春の陽だまりと、
あなたの側は、とてもよく似ていました。


暖かくて、居心地が良くて、
ずっとそこで、微睡んでいたくなるような、
安心できる場所。


ただ、あなたの側にいるだけで、幸せだった日々は、
いつでも、私に、春のような暖かさを感じさせてくれました。


あなたの側で過ごした何気ない毎日は、
全部が特別な1日でした。


それは、あなたが掛けてくれた魔法だったのかも知れませんね。


あなたは、私にとって、春みたいな人でした。


私が、春に生まれて来た理由があるとするなら、
きっと、
春みたいなあなたを探すためだったのでしょう。