拝啓、空の彼方のあなたへ

きっと、空に近い場所にいるあなたへ伝えたいこと。手紙、時々、コトバ。

夏休みの思い出

あなたへ


あの子の夏休みが終わり、またいつもの生活が始まりました。


この夏休み、
あの子は、本当によく遊び、アルバイトも頑張りました。


夏休みの始まりには、勉強も頑張る、なんて宣言していたあの子ですが、
毎年の如く、
お盆が過ぎ、夏休みが残り僅かとなった頃に、
焦りながら、大量の宿題と向き合いました。


俺、去年の夏休みも、こんなふうに焦って宿題してたよね
進歩ないな


遅い時間まで、宿題と向き合いながら、
また今年も、後悔の念を口にしたあの子は、更に言いました。


俺が父親になったら、

絶対、自分の子供に、夏休みの宿題は、最初に終わらせてから遊びなさいって教えるよ と。


数十年先には、あの子も、自分の子供から、
同じ言葉を聞く日が来るのかも知れませんね。


思えば、夏休みの宿題を、先に終わらせたことがなかった私。


分かっていながらも、
自分では、実行が出来ないまま、
夏休みの宿題は、早く済ませるようにと我が子に言い聞かせること


それは、きっと、我が家の伝統行事のように、
代々、受け継がれていくのでしょう。


私の顔を見る度に、宿題が終わらないと口にしていたあの子ですが、
なんとか無事に終わらせ、新学期を迎えることが出来ました。

 


普段は会うことの出来ない友達との再会
儚く散った恋の話


人の優しさに触れたこと
たくさん、笑ったこと


今年の夏休みも、
あの子は、色々な話を聞かせてくれました。


大人になっても、
きっと忘れることの出来ない、
素敵な夏の思い出が、たくさん出来たようです。