拝啓、空の彼方のあなたへ

きっと、空に近い場所にいるあなたへ伝えたいこと。手紙、時々、コトバ。

コトバ -秋- 2018

秋の色を 覚えていますか
秋の音を 覚えていますか
秋の風を 覚えていますか


その瞳に映った景色
その耳で感じた季節
その肌で感じた温度を
覚えていますか


一緒に過ごした2番目の秋


ふたりで作った思い出を数えながら
微笑み合ったこと


あの頃のふたりを覚えていますか


少しずつ見せてくれた
私が知らなかったあなたの顔


どんなあなたも
愛おしく思えた2番目の秋


不意に聞かせてくれた深い傷


こんなことを話せる人は初めてだよと
笑ったあなたの横顔も
寂しそうに遠くを見つめたその瞳も


私はよく覚えています


あなたを強く抱き締めることしか出来なかった
あの頃の私は


あなたに
何を伝えることが出来たでしょうか