拝啓、空の彼方のあなたへ

きっと、空に近い場所にいるあなたへ伝えたいこと。手紙、時々、コトバ。

特別な週末

あなたへ


昨日、いつもより早起きをした私は、
午後になり、いつの間にか、うたた寝をしていたようでした。


明日には、向こうに帰るけれど、
この週末だけ、こっちに帰って来れることになったよ


そう言って、家に帰って来てくれたあなた。


おかえりなさい
体は大丈夫?
どこも苦しくない?


そう言いながら、あなたを迎えた、あの子と私。


そうして、天気が悪いからと、
あの子をアルバイトに送って行くために、
3人で、車に乗り込んだんでした。


あの子がアルバイトしている間、何する?


あなたと2人で過ごす時間、
どんなことをしようかって、話し合った私たち。


そこは、夢の中。


あの頃と変わらずに、笑うあなたの顔も、
家族3人で過ごす時間も、
あの頃のまま、
私のすぐ側にありました。


今日は、台風の影響で、強い雨。


あの子をアルバイトに送りながら、
あなたも一緒に、車に乗っている気がしました。


あの子がアルバイトしている間、何する?


夢の中みたいに、あなたが話し掛けてくれているような、
温かな気配を感じた車の中。


あなたは、すぐ隣にいてくれたのでしょうか。
夢の中と同じように。


あなたが、帰って来てくれているような気がする時間は、
いつでも、あっという間に過ぎてしまいます。


もう、そちらへは、無事に着きましたか?


きっと、帰って来てくれていたあなたのお陰で、
いつもと変わらない週末から、
特別な週末へと変わりました。


素敵な週末をありがとう。
きっとまた、帰って来てくださいね。