拝啓、空の彼方のあなたへ

きっと、空に近い場所にいるあなたへ伝えたいこと。手紙、時々、コトバ。

たくさんの温かさ

あなたへ


元気にしてる?
最近どう?
今度、ご飯でも行かない?


あなたを見送り、
私の様子を気遣ってくれた友人たち。


ありがとう
元気にしてるよ
もう少し、気持ちが落ち着いたら、連絡するね
ごめんね


うん、待ってるね


私には、ずっと、待ってくれていた友人たちがいました。


あなたを見送り、
いつでも、何かに追われていた私。


自分でも、何に追われているのか分からないまま、
何か得体の知れないものから逃げるように、
過ごした日々。


そんな生活に向き合わなければならなかった私は、
友人の前で、上手く笑う自信が持てずに、
会うことが怖くて、先延ばしにしてきました。


友達と遊んでおいでよ


突然のあの子の言葉をきっかけに、
今なら、辛い顔を見せずに、笑って会えるかも知れないと、
そんな気がした私は、
小さな一歩を踏み出す決心をしました。


連絡ありがとう
元気だった?


4年振りの再開に、温かく迎えてくれた友人たち。


あなたが体調を崩す、ほんの少し前に会った友人は、
あの頃の記憶を思い出させてくれました。


話した内容
私の言葉
その日の天気


私の中から抜け落ちてしまった、
あの頃の幸せのピースを埋めてくれた時間。


4年振りの友人との再会は、とても楽しかったけれど、
やはり、あの頃みたいに、上手く笑えていない気がして、
帰宅し、酷く落ち込んでしまった私。


私はもう、笑えないのかも知れないと。


あなたを見送り、間も無くに、
ひとつも笑うことができない、暗い顔のままの私を、
半ば、強引に外へと連れ出し、
私の全部を、笑顔で受け入れてくれた友人。


私が一歩踏み出す勇気を持つまで、待ってくれていた友人。


どちらの優しさも、とても温かい。


あなたを見送り、たくさん泣いたけれど、
私の側には、
たくさんの温かさがあります。


友人との再会から、少しの時間が経ち、
あの頃と変わらずに笑う友人の顔を思い出しながら、
いつか、私も、あの頃みたいに笑えるといいなと思いました。