拝啓、空の彼方のあなたへ

きっと、空に近い場所にいるあなたへ伝えたいこと。手紙、時々、コトバ。

あなたという存在

あなたへ


あなたはいつでも、私を成長させてくれる人でした。


あなたは、とても優しかったけれど、時々、厳しかった。


時々、叱られましたね。


あなたが私を、強く叱る時は、私が自信を持てずにいる時でした。
踏み出したい一歩があるのに、怖くて躊躇している時。


私よりも私のことをよく知っているあなたの言葉は、
思わず、反発したくなるほどに鋭く、ストレートで、
いつでも、核心をついていました。


そんなあなたの言葉をすぐには認められなかった私は、
あなたの言葉から逃げるように、言い返しては、
喧嘩になることもありましたね。


核心をついたあなたの言葉が、とても痛かった。


時間を掛けて、
前に進むことを決心した時には、
絶対に大丈夫だよと強く背中を押してくれました。


あなたは、
後に分かる厳しさを持った人でした。


あの夏にあなたを置いたまま、
前に進まなければならなかった私の側には、
あなたが遺してくれた言葉たちが、
今でも、ひとつも色褪せる事なく、側に寄り添い、
私を安心させ、
時に私を励まし、時々、叱られます。


いつでも、私の4歩先を見ていたあなた。


私は、あなたの年齢に追いついてしまったけれど、
やっぱり、なんだか、あなたには敵わなくて、
あなたの言葉は、あの頃のまま、
いつでも、私の見る先を知っている気がします。


きっと、私は、これからも、
あの頃のあなたから、
たくさんのことを学びながら、生きて行くのでしょう。


あなたは何処にいても、私を成長させ続けてくれる人。


あなたは、なんだか、
とても不思議な人ですね。