拝啓、空の彼方のあなたへ

きっと、空に近い場所にいるあなたへ伝えたいこと。手紙、時々、コトバ。

雨男

あなたへ


俺、雨男なんだよね


それまでは晴れていたのに、
俺が友達と合流した途端に雨が降り出したり


遠足の時もそうだったよ
楽しいことがあると雨が降るの


ほらね、今日だってさ
予報では、雨は降らないはずだったのに、雨だよ

 


先日、あの子が、ずっと欲しがっていた、真新しい靴を履いて、
嬉々として出掛けて行った日のことでした。


天気予報は、晴れだったにも関わらず、
帰りには豪雨に見舞われ、
靴が濡れるのが嫌で、雨宿りをしながら、帰宅したあの子は、
不機嫌な顔をして部屋に入って来ました。


雨男、雨女は、縁起がいい


いつか、そんなことを聞いたことがあります。


科学的な根拠は、全くないとされているその存在は、
龍神系を守護霊に持つと聞きました。


見過ごしてしまいそうな、
目には見えない特別な力というものは、きっと存在し、
この世の中には、口では説明出来ないような物事が、
起こることもあるのでしょう。


きっと、私には、
一生を掛けても全部を知ることが出来ない、不確かで未知な世界は、
なんだかとても魅力的で、ワクワクしてしまいます。


龍神


その言葉に、私は、
真っ先に、あなたのことを思い浮かべました。


あの日、龍になったあなた。


きっと、あなたは、片時も離れることなく、あの子を守ってくれているのでしょう。


子煩悩で、あの子のことが大好きで、
あの子の成長を、何よりも楽しみにしていたあなた。


目には見えなくても、あの日から、
あの子の側に寄り添い続けながら、
あの子の成長を、すぐ側で見守り続けてくれているあなたを想像しました。


また雨、降っちゃったね
ゴメン ゴメン


なんて言いながら、
あの子の側に、寄り添っているのでしょうか。


あの子が、いつでも、元気に過ごせているのは、
あなたが力強く、守ってくれているからなのかも知れませんね。


いつも、あの子のことを守ってくれて、ありがとう。

 

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