拝啓、空の彼方のあなたへ

きっと、空に近い場所にいるあなたへ伝えたいこと。手紙、時々、コトバ。

デートのお誘い

あなたへ

 

こちらでは、春の暖かさが続いていましたが、

今日は、厚い曇り空に、少しだけ、雪が降りました。

とても寒い1日でしたが、

明日はまた、晴れの予報だそうです。

 

ねぇ、あなた。

明日、一緒に散歩しませんか?

 

なんて言ったら、あなたは、どんな顔をするのでしょう。

 

こちら側とそちら側。

どうやって一緒に散歩するの?

 

なんて、あなたは苦笑いでもするのでしょうか。

 

澄んだ青空の日も、曇り空の日も、雨や雪が降る日も、

いつでも空を眺めては、

きっと、あなたと私は、同じ空を見ている。

私は、いつでも、そんなふうに思っています。

 

別々の場所から、同じ時間に、同じ空を見上げながら、

あなたは、私のことを、

私は、あなたのことを、

想い合いながら空を眺めたら、

その瞬間、私たちは、

2人だけの時を過ごせるような、そんな気がしませんか。

 

だから明日は、デートしましょう。

なんて、こんな発想は、変でしょうか。

 

何時にする?

 

あの頃みたいに、明日の約束をするとしたなら、

 

じゃぁ、明日は、あの子が、お昼からアルバイトだから、

1時にする?

 

なんて、あなたとの会話を想像してみます。

 

なんだか、ちょっと、笑っちゃうけれど、

少しだけ、ワクワクしてしまうのは、私だけでしょうか。

 

でも、知ってるよ。

時間になったら、きっと、何処かで、

ちゃんと私と同じ空を眺めながら、

こっそりと、私のお願いを聞いてくれること。

 

だって、あなたは、

そんな人でしたもの。