拝啓、空の彼方のあなたへ

きっと、空に近い場所にいるあなたへ伝えたいこと。手紙、時々、コトバ。

始まりのないもの

あなたへ

 

私たちは、何度くらい、この世で出会い恋をしたのだろう。

今、私があなたに恋をしているのは、これで何度目ですか。

 

あなたは、運命の相手

私が強くそう思うのだから、きっと、そうなのでしょう。

では、いつから一緒にいたのでしょうか。

 

前世

 

そのまた前世

 

そのまた前世

 

・・・

 

それは何百年?

それとも

何千年?

何億年?

 

私たちの始まりというのは、

いつだったのだろう

 

例えば、そんなことをあなたに問いかけたとしたなら、

 

始まり?

そんなものないよ

 

なんて、いとも簡単に、そんな答えが返ってくるような気がします。

 

そして、あなたは、きっと言うのでしょう。

 

見ているものが小さすぎるねって。

 

何事にも始まりがあると決めつけているけれど、

始まりがあれば、終わりがあるというこの世界に生きている私は、

そんな小さな決まりごとに、縛られているのかも知れませんね。

 

始まりが存在しないこと。

そんなものも、きっと、あるのでしょう。

 

あなたは、大きなスケールで、

物事を見ることが出来る人でした。

 

私にはない想像力を働かせたあなたの話を聞くことは、

なんだか不思議で、とても楽しかった。

 

あなたが持っていた、その大きなスケールを借りることが出来るのなら、

私には、どんなものが見えるのだろう。

 

今日の私は、空を眺めながら、

私たちの始まりの日を考えていました。

 

始まりもなければ、終わりもない

もしかしたら、私たちは、

そんな何かで、繋がっているのかも知れないな

 

不思議な形の雲を眺めながら、

ふと、そんな考えに辿り着きました。