拝啓、空の彼方のあなたへ

きっと、空に近い場所にいるあなたへ伝えたいこと。手紙、時々、コトバ。

散歩

あなたへ

 

私が、初めて、ひとりで散歩に出掛けたのは、

丁度、1年前のことでした。

 

あの頃の私は、

ひとりで散歩に出掛ける日が来るだなんて、思ってもいませんでしたが、

緩く続けながら、

気が付けば、散歩をすることも、

私の趣味のひとつに加わっていました。

 

空を見上げて、好きな雲の形を見つけると、思わず写真を撮ってしまう私。

時折、すれ違う人に、私が見上げて写真を撮った先を、

不思議そうに見られてしまった、なんて、

ちょっと、恥ずかしいエピソードもありましたが、

振り返ってみれば、

この1年で、素敵なものを、たくさん見つけることが出来ました。

 

春は、ピンク色の絨毯

夏は、緑色の絨毯

秋は、黄色や赤のカラフルな絨毯

冬は、カサカサと楽しい音が鳴る茶色の絨毯

 

散歩に出掛けるようになってからの私は、

自然が見せてくれるものは、とても美しいと、

そんなふうに感じるようになりました。

 

広い空の下にいるとね、

なんだか、どこからか力が湧いてくるような、

そんな不思議な気持ちになります。

 

今の私には、たくさんのお気に入りの場所ができました。

 

あなたと過ごした場所や、

新たに見つけた、素敵な場所。

 

色々なところへ散歩に出掛けては、

気が付けば、

考えているのは、いつでも、あなたのことでした。

 

あなたの歩幅に合わせたら、

どんなものが見えたのだろう。

 

あなたと手を繋いで見るこの景色は、

どんなふうに見えたのだろう。

 

いつでも私の歩幅に合わせて、歩いてくれていたあなた。

 

今度は、私が、あなたの歩幅に合わせて歩いてみたかったなって、

いつかあなたと2人で、

散歩してみたかった場所をひとりで歩きながら、

私はこれから先も、

あなたを想い続けるのでしょう。

 

きっと、

この広い空の何処かにいるあなたに、

この想いが届きますようにと、願いながら。

 

 

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