拝啓、空の彼方のあなたへ

きっと、空に近い場所にいるあなたへ伝えたいこと。手紙、時々、コトバ。

3年目

あなたへ

 

そちら側のあなたに、

始めて手紙を書いた日のことを、思い出していました。

 

あの頃の私は、あの夏にあなたを置いたまま、

前に進まなければならなかった自分が嫌で、

残酷に過ぎていく時間が、恐ろしくさえも感じていました。

 

あの夏が遠くなればなる程、

あなたから遠く離れていってしまうような、そんな気がしては、

泣きながら、あの夏のあなたに、

必死で手を伸ばしていたような気がします。

 

ただ、あなたの側にいたい と。

 

あなたに手紙を書き始めてから、今日で3年目を迎えました。

 

この3年間、ゆっくりと、あなたへの手紙を書きながら、

気が付けば、なんだか、とても、

あなたを側に感じるようになった気がします。

 

あなたは、今、どんなところにいるのだろう。

 

今日のあなたは、どんなことが一番、楽しかっただろうか。

 

そんなことを考えてみては、

なんだか、とても、

楽しい気持ちで文字を綴る時間も、

あなたに逢いたくて、

泣きながら文字を綴る時間も、

あなたを想いながら、手紙を書く時間は、

私にとって、掛け替えのない時間。

 

それは、

今日は、こんなことがあったよ

こんなことを考えたよ って、

側にいるあなたに話し掛けていたあの頃の時間と、

とても似ているような気がします。

 

もう、あなたの声は、聞こえないけれど、

きっとね、この手紙の先には、あなたがいて、

いつでも、あなたからの返信は風に乗って、

私のところまで届いているような、そんな気がします。

 

だって、あなたなら、どんなふうに返事をしてくれるのか、

私には、分かる気がするもの。

 

あなたに手紙を書いていて、本当に良かったなって、

そんなことを感じる、3年目です。

 

あなたは今、

どんなところで、この手紙を読んでいますか。

 

あなたの今日は、どんな1日でしたか。

 

きっと何処かで、

この手紙を読んでくれているあなたへ。

 

愛を込めて。

 

 

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