拝啓、空の彼方のあなたへ

きっと、空に近い場所にいるあなたへ伝えたいこと。手紙、時々、コトバ。

6年後の応援団長

あなたへ

 

あなたは、覚えていますか。

 

小学6年生だったあの子が、運動会の応援団長として、

立派にその成長を見せてくれた日のことを。

 

団長の証であるタスキを掛けて入場してきたあの子の姿は、

今でも忘れることが出来ません。

 

幼い頃からのあの子のことを思い返しながら、

感極まり、溢れそうな涙を堪えながら、

入場するあの子の姿を、あなたと一緒に見守りました。

 

一生懸命に応援するあの子の姿。

優勝トロフィーを手に、嬉しそうに笑ったあの子の姿。

 

どのあの子も、本当に誇らしかったですね。

 

応援団に縁があるようで、

高校1年生から、野球の応援団に所属したあの子は、

今年、応援団長を務めることになりました。

 

団長としての役割が決まった日、

 

お父さんも、きっと喜ぶね

 

そんな私の言葉に、あの子は嬉しそうに頷きました。

 

高校へ上がってからは、

学校でのその姿を目にする機会はなくなりましたが、

毎年、あの子が見せてくれる写真や動画が、

私にとっての楽しみとなりました。

 

先日のあの子は、

応援団の練習の様子を映した動画を見せてくれました。

 

キレのあるこの動きは、団長として相応しい

この腕の角度が素晴らしい

よく通る声がいい と、

褒めちぎった私の言葉に、

あの子は、満更でもなさそうに笑っていました。

 

あの子に送った親バカ全開の言葉は、

あなたと私、2人分の褒め言葉。

 

高く可愛らしい声で、応援団長を務めた小学6年生だったあの子は、

あれから6年が経ち、

再び、応援団長を務めることになりました。

 

間もなく、野球の試合が始まります。

 

立派に声変わりをしたあの子の声が、

空の彼方、

あなたのところまで、きっと、届きますように。

 

 

 

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