拝啓、空の彼方のあなたへ

きっと、空に近い場所にいるあなたへ伝えたいこと。手紙、時々、コトバ。

青空

あなたへ

 

こちらでは、曇りや雨の日が長く続いていましたが、

今日は、とても久し振りに、青空を見ることが出来ました。

 

この梅雨の間に、雨の日の楽しみ方を思い出した私ですが、

やっぱり、青空が一番好き。

 

休憩中に外へ出た私は、

空を眺めながら、沢山の写真を撮りました。

 

その中でも、今日の一番のお気に入りは、

カニさんみたいな雲の写真。

広い空を、優雅に横切るように流れるその姿は、

そこが、海であるかのようにも見えました。

 

そうして、地面に視線を移せば、もうひとつ、

とても久し振りに見たのは、影でした。

 

日が差さなければ、影は見えない

 

そんな当たり前のことですが、

これまで意識したことがなかった私は、

まるで新しい発見でもしたかのように、

敷地を隔てる柵で出来た、シマシマ模様を見つめました。

 

これは、太陽が見せてくれたもの。

 

数日振りの青空の下、

この瞳に映るもの全てが、新鮮に映り、

なんだかとても、

ワクワクとした気持ちで、辺りを見渡したのでした。

 

雨の音が、別な世界へと連れて行ってくれるように、

青空が広がる日にだけ、見えるものがある

 

この世界は、とても素敵な場所。

 

いつかあなたに見せたい素敵なものを、

またひとつ、拾い集めたところで、

耳を澄ましてみれば、

遠くから聞こえた蝉の鳴き声が、

私たちが出会った季節の訪れを知らせてくれました。

 

今年もまた、夏が来るよ

 

もう一度、空を見上げて、

眩しい光に目を細めた私に見えたのは、

あの夏の、あなたの笑顔でした。

 

 

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