拝啓、空の彼方のあなたへ

きっと、空に近い場所にいるあなたへ伝えたいこと。手紙、時々、コトバ。

あなたを想う日 -2019-

あなたへ

 

今日のあなたは、

どんなことを考えて、そちら側の1日を過ごしていましたか。

 

私はただ、あなたのことを考えていました。

 

この温もりを、絶対に忘れない

 

そう誓って、最後にあなたのその手を握りしめた、あの日から、

丁度、5年が経ちました。

 

あなたに伝えたい想いが、たくさんあるのに、

それらの気持ちを、なにひとつ、言葉にすることが出来ないまま、

私の胸の中には、ただ、想いが詰まっています。

 

言葉にしようとすれば、それは、とても、支離滅裂で、

今の私には、

この気持ちを上手く表現することは、とても出来そうにありません。

 

言葉に出来ない想いを抱いたまま、空を見上げて、

ただ、あなたのことを想っていました。

 

5年前、泣きながら見上げたのは、低い曇り空だったけれど、

あの日から、5年後、

この瞳に映ったのは、とても澄んだ青空でした。

 

今日は、たくさん泣いてもいい日。

 

あの日、離さなければならなかった、

あなたのその手の温もりを、ただ、思い出して、

泣き出しそうな気持ちで、見上げた空にみつけたのは、

真っ直ぐに伸びた、飛行機雲でした。

 

わぁ、飛行機雲だ

 

思わず、ひとり、呟きながら、

胸が痛くて、苦しいはずなのに、涙を流す代わりに、

私は、空を見上げたまま、ひとりでに笑っていました。

 

あの日から、5年後に見た、

澄み渡る青空と、飛行機雲。

 

見上げた空の彼方から、

もう泣くなって、

そんなあなたの声が聞こえたような気がしてなりませんでした。

 

苦しいのに、

泣きたいはずなのに、

私の気持ちは、ちゃんと前を向いて、

また一歩、

前へと進めそうな気がした、5回目の大切な日。

 

こんな気持ちは、初めてだよ。

 

 

www.emiblog8.com