拝啓、空の彼方のあなたへ

きっと、空に近い場所にいるあなたへ伝えたいこと。手紙、時々、コトバ。

コトバ -同じ空の下-

大変でしたね

辛い思いをしましたね

今はたくさん泣いていいと思います

我慢なんて必要ありません

 

空を見上げながら

名も知らない方へ問いかけてみる

 

食事はとっていますか

眠れていますか

夜は冷えるので暖かくして下さいね

 

その気持ち よく分かりますだなんて

そんな言葉を掛けるつもりはありません

 

私は

その悲しみは

自分以外 誰にも分からないと思っています

 

でも

 

どうか今 ひとりぼっちじゃありませんように

すぐ側に 寄り添ってくれる人がいますように

 

心から そう願ってもいいですか

 

大切な人の手は どんな手でしたか

 

ふわふわな手でしたか

それとも

骨ばった力強い手でしたか

 

大切な人の温もりが

どうか

その手に残っていますように

 

目を閉じて最初に浮かぶのが

辛い記憶ではなく

大切な人の笑顔に変わる日が来ますように

 

見ず知らずの私ですが

同じ空の下

名も知らないあなたを

そっと 想っていてもいいですか

 

これ以上の深い悲しみが

起きませんように