拝啓、空の彼方のあなたへ

きっと、空に近い場所にいるあなたへ伝えたいこと。手紙、時々、コトバ。

トナカイ帽子とサンタクロース

あなたへ

 

トナカイの帽子を嬉しそうに被って、クリスマスの日を楽しみにしていた、

幼かったあの子の姿を覚えていますか。

 

あれはまだ、

幼稚園へ上がる前の頃のあの子だったでしょうか。

 

クリスマス用品が店頭に並んだ頃に買ってあげたトナカイの帽子を、

とても気に入ってくれたあの子。

 

あの頃のあの子は、何処へ行くにも、

必ず、あの帽子を被って、お出掛けしていましたね。

 

幼いあの子に手を焼くことも、家族3人で過ごす日々も、

これから先も、ずっと続いていくような、

そんな気がしていたあの頃。

 

あの子の笑顔や、小さな手。

パパ、ママって、抱っこをせがむあの子の声を、

今日の私は、鮮明に思い出していました。

 

あの頃の私が、上手く想像することが出来なかった、

ずっと先の未来が、今、ここにあります。

 

トナカイの帽子を嬉しそうに被っていたあの頃のあの子は、立派に成長し、

今日のあの子は、サンタクロースになりました。

 

あの子にも、大切な人が出来たようですよ。

 

ふと、思い浮かんだ、あの頃のあの子の姿に重ね合わせなが、

あんなに小さかったあの子がねぇ なんて、しみじみとしながら、

あなたにも、報告を。

 

ねぇ、あなた。

あの子にも、想い合える人が出来ましたよ。

私たちにとっても、とても嬉しいことですね。

 

今日は、クリスマスイブ。

 

ずっと、2人の思い出に残るような、

素敵な時間を過ごせているといいですね。

 

P.S

あなたの場所へ置いたプレゼントが、

明日の朝、あなたの枕元へ届いていますように。

あなたのサンタクロースより、愛を込めて。