拝啓、空の彼方のあなたへ

きっと、空に近い場所にいるあなたへ伝えたいこと。手紙、時々、コトバ。

餅ピザ

あなたへ

 

お正月のお餅、どんなふうにして食べてます?

まだ幾つか余っているんです

 

それなら、餅ピザがお勧めよ

絶対に息子さんも喜ぶわよ

 

そう言って、餅ピザの作り方を教えてくれたのは、職場の方でした。

 

余ったお餅を使って、餅ピザに挑戦したのは、昨年のこと。

想像以上の美味しさに、あの子は、とても喜んで食べてくれました。

 

次のお正月にも、餅ピザを食べようね

 

昨年は、そんなふうにあの子と約束をしたのでした。

 

今年に入ってから、もう、何度餅ピザを作っただろう。

具材を変えて、新しい味に挑戦しながら、

何度作っても、あの子は、とても喜んで食べてくれます。

 

これ考えた人、マジで天才

 

先日のあの子の口からは、こんな言葉が出てきましたよ。

餅ピザを教えてくれた職場の方には、本当に感謝ですね。

 

まだ少しだけ残っているお餅も、

餅ピザとして食卓に並ぶ予定です。

 

これはね、餅ピザって言うんだよ

 

あなたの場所へお供えしながら、

あなたなら、どんなふうに喜んでくれただろうかと、

思わず想像した私の中に浮かんだのは、

あの子と同じように、大きな口を開けて、

餅ピザを頬張るあなたの姿でした。

 

あなたが此処にいてくれたのなら、

ひとつでは足りない餅ピザに、

 

もっと食べたい

 

なんて、2人が声を揃えたのでしょう。

 

そんなあなたとあの子の声に、私はきっと、張り切って、

じゃぁ、もうひとつ作ろうかって、

キッチンへと急ぎながら、

そこに、小さな幸せをみつけることが出来たのでしょう。

 

あなたを見送ってから、

幾つくらい、料理のレパートリーが増えただろう。

またひとつ、我が家の定番メニューが増えました。

 

料理が苦手な私ですが、

あの頃に比べたら、随分、料理も上達したよ。

あなたにも、食べて欲しかったな。

 

ねぇ、あなた。

やっぱり、まだまだ、一緒にいたかったね。