拝啓、空の彼方のあなたへ

きっと、空に近い場所にいるあなたへ伝えたいこと。手紙、時々、コトバ。

来世の夢

あなたへ

 

いつからだろう。

私ね、時々、生まれ変わってからのことを考えるの。

 

生まれ変わった私たちは、どんなふうに出会うのかな とか、

今度出会った2人は、どんな2人なのかな とかね。

 

いつかの私は、

次にあなたと出会う私は、史上最高のいい女になっているはずだから、

絶対に、離さないでね なんて、

最高に強がった手紙を書いたけれど、

日々、努力を重ねながら、

時々ね、とてもワクワクするのです。

 

偶然を装った必然が重なり、漸く出会うことが出来た私たちは、

どんな時間を過ごしていくのだろうって。

 

時代が違えば、景色も違うのでしょう。

どんな景色の中で、

私たちは、その時間を重ねていくのだろうかってね。

 

私ね、その時には、ちゃんと、あなたの顔を見て、

伝えたいことがたくさんあるの。

 

出会ってくれて、ありがとう

私の側にいてくれて、ありがとう

 

思い返してみれば、

あの頃の私は、そんなこと、一度も口にしたことなかったもの。

だって、とても恥ずかしかったの。

 

あなたが側にいてくれた、当たり前だった毎日。

 

ただ、あなたへの、ありがとうやごめんねを思うだけで、

私は、どれだけの気持ちを言葉にして伝えることが出来ただろう。

 

思うだけで、伝えることのなかった気持ちに、

あなたを見送ってからの私は、

どれだけの後悔をしてきただろう。

 

あの時ごめんね の気持ちが、

いつでも伝えられるわけじゃないように、

ありがとうも、いつでも伝えられるわけじゃない。

 

あなたを想い、此処で生きながら、

私は私なりに、たくさんのことを学び、

たくさんのことに気が付きました。

 

恥ずかしくても、ちゃんと言わなきゃ伝わらないの。

 

たった一度だけ、

あなたと結婚して良かったと、そう伝えた時の、あなたの顔を思い出します。

 

あなたと結婚して良かった。

 

そんなの、私の中では当たり前だったのに、

あなたにとっては、きっと、

私のその想いは、当たり前じゃなかったの。

だから、あんなに嬉しそうな顔をしたのでしょう?

 

もっと、あなたのそういう顔を見たかった。

 

「いつでも伝えられる」 は、

ずっと、伝える日が来ないのかも知れません。

 

今、たくさん後悔して泣いた分、

今とは別な景色を眺めながら、

隣にいるあなたに、たくさんの気持ちを、ちゃんと伝えたい。

 

あなたの嬉しそうな顔をたくさん見ながら、

ずっと一緒に、年を重ねるのが、私の来世の夢なのです。

 

 

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