拝啓、空の彼方のあなたへ

きっと、空に近い場所にいるあなたへ伝えたいこと。手紙、時々、コトバ。

面倒な毎日

あなたへ

 

俺は、面倒な毎日を過ごしたい

 

これは、先日のあの子の言葉です。

 

毎日、当たり前に学校へ行き、

それが終わったら、アルバイトに行く。

宿題と向き合ったり、習い事へ通ったり。

そんな毎日は、時に面倒だと感じることもあるし、

明日も学校か

なんて、ため息を吐きながら、眠りに就く日もあるけれど、

面倒で、普通の毎日は、

とても幸せな日々なのだと、あの子は言いました。

 

あの子の長いお休みは、3か月を過ぎました。

今のこちらの現状は、普通ではありません。

今が普通ではないからこそ、

普通というものが、どんなに素晴らしいことであるのかを、

痛感しているようです。

 

あの子が通う予定の学校から、

課題が送られてきたのは、先月のことでした。

 

ひとりで家にいると、何も手につかない

そうぼやきながらも、早々に、課題と向き合い、

先日、漸く、終わらせることが出来ました。

 

初めて学ぶことは、何でも難しく感じますね。

真新しい教科書を開きながら、

 

全然、意味が分からない!あぁ面倒だな

 

そんなあの子の声は、なんだか弾んでいるように感じました。

 

早く、学校へ行きたいというあの子の願いが叶うのは、

まだ、もう少し、先になりそうですが、

明日から、オンライン授業が始まります。

 

朝、ちゃんと起きられるだろうかと緊張の面持ちのあの子。

オンライン授業へ向けて、

部屋の片付けをして、準備は万端に整いました。

 

私たちにとっての、当たり前の毎日は、

まだ此処にはまだありませんが、

明日から、あの子の新たな生活が始まります。

 

思い描いていた始まりの形とは、違うけれど、

漸く、あの子は、夢に向かって、大きな一歩を踏み出すのです。

 

明日も授業か、面倒だな

 

間も無く、そんなあの子の声が、聞けるのかも知れません。

それはきっと、弾んだ、明るい声なのでしょう。

 

早く、当たり前の日々が戻りますようにと願いながら、

明日からのあの子を応援していきたいと思います。

 

 

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