拝啓、空の彼方のあなたへ

きっと、空に近い場所にいるあなたへ伝えたいこと。手紙、時々、コトバ。

KANATA

あなたへ

 

幽霊の夢を見たよ

 

眠りから覚めたあの子が、聞かせてくれたのは、

つい数分前まで見ていた夢の話でした。

 

あの子が通う学校の先生が、心霊スポットへ行ったところ、

幽霊がついてきてしまった。

その夢は、こんなシチュエーションから始まったそう。

 

ついてきてしまった幽霊は、携帯電話へと乗り移ったのだとか。

 

夢の中、

アプリを使って、幽霊と話をしたというあの子は、

寝ぼけた顔をしながら、

 

最近の幽霊は、デジタル化しているんだって

 

なんて、きっと、夢の中の幽霊が教えてくれたのであろう、

最近の幽霊事情を話して聞かせてくれました。

 

どうやら、怖い夢ではなかったようですよ。

 

あの子の話を笑って聞きながら、

あなたがいるそちら側と、繋がるアプリがあったら、

なんて、思わず想像してしまいました。

 

アプリを開けば、いつでも、そちら側と繋がって、

あなたと話が出来たらいいなって。

 

あの頃みたいに、他愛もない話をしながら、

同じ時間を過ごすの。

 

時代は変わったんだね

なんて、笑いながら。

 

アプリの名前も考えましたよ。

アプリ名は、

そう。

 

『KANATA』

 

空の彼方と繋がるアプリです。

アイコンの色は、綺麗な空色が良いですね。

 

いつの日か、ずっと、ずっと先の未来。

もしも、そんなアプリが開発されたら、とても素敵ですね。

 

その時の私の携帯電話のドックには、

間違いなく、KANATAのアプリが並んでいるのでしょう。

 

あの子が聞かせてくれた夢の中の話は、

あなたと話すことが出来る素敵な未来を、

想像させてくれました。