拝啓、空の彼方のあなたへ

きっと、空に近い場所にいるあなたへ伝えたいこと。手紙、時々、コトバ。    <夫と死別したemiのブログ>

いつでも想っているよ

あなたへ

 

夢の中のあなたの、

強く温かだったその腕の中を思い出していました。

 

もし、出来れば、あのまま、もう二度と、離れたくなかったね。

 

今日のあなたは、何を考えていましたか。

そちら側で、寂しい思いはしていませんか。

 

今日の私は、晴れた空を見上げながら、

あなたのことを考えていました。

 

きっと、そちら側のあなたも、

時々には、私たちに逢いたくて、堪らなくなるんだね。

だからきっと、あんなに強く、抱き寄せてくれたんだね。

 

あなたの腕の中には、まだ、私たちの温もりは、残っていますか。

私の腕の中には、ちゃんと、あなたの温もりが残っているよ。

 

あの夏からの私たちは、

何度こうして、夢の中で抱き締め合って来ただろう。

 

お互いに、今は別々な場所で存在していることを理解しながらも、

時々には、その温もりに触れて、その姿を見つめて、

その存在を、確認したくなってしまう。

 

きっとそれは、あなただって同じなんだね。

 

夢の中、私たちと同じ世界に存在していたあの時のあなたは、

とても、嬉しそうだったね。

 

本当は、もっと一緒に、生きたかったね。

この世界で、家族3人、もっと色々な景色を見てみたかったね。

 

遠く、離れ離れになってしまったけれど、

いつでも、あなたを想っているよ。

私たちは、あなたのことが大好きだよ。

 

 

 

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