2025-04-01から1ヶ月間の記事一覧
あなたへ あなたへとても嬉しいお知らせがあります。 今日、あの子が帰って来ることになりました。 明日、そっちに帰るよって、 あの子からのこんなメッセージが届いたのは、 昨夜の遅い時間のことでした。 思わぬあの子からの連絡に、 昨夜の私は、ひとりで…
あなたへ 先日の外出先でのことでした。 いつも通りに車のエンジンを掛けて走り出した私ですが、 不意にメーターパネルを見てみれば、 見たことのないマークがついていたのです。 え?何これ? 何かのトラブル? ねぇ、あなた これは何のマークだろう 思わず…
あなたへ きっとさ、夫婦喧嘩にも、夫婦喧嘩の仕方があるのかも知れないね。 例えば、 上手な料理の仕方があるように、 上手な掃除の仕方があるように、 喧嘩にもきっと、上手な喧嘩の仕方があって、 あの頃の私は、あなたと喧嘩をすることがとても下手だっ…
あなたへ 晴れた空を見つけると、ほんの僅かにだけでも、 太陽の光を浴びたくなるようになったのは、 いつの頃からだっただろう。 お散歩へは出掛ける時間が取れなくとも、 ほんの僅かな隙間時間を見つけては、太陽の光を浴びて。 そんな時間を大切にするよ…
あなたへ 年下の方と関わる時には、全てが完璧でなくてはならなくて、 年上の方と関わる時だけは、 素の自分でいられるような気がしていたのは、若かった頃の私です。 あなたと出会った頃の私は、あなたよりも4つ年下で、 その差はあの頃の私にとって、安心…
あなたへ 朝の空気が特別なものであると感じるようになったのは、 いつの頃からだっただろう。 朝という時間には、日中にも、夕方にも、そして夜にも、 感じることの出来ない特別な空気が存在しているような気がするのです。 朝の時間に少しだけ余裕があった…
あなたへ 何気なくテレビをつけると、私の目に飛び込んできたのは、 今年のゴールデンウィークの天気予報と、 過去十数年間のゴールデンウィーク中の天気についてでした。 表に纏められた過去の天気図を見つめれば、自然と私の目に留まったのは、 家族3人で…
あなたへ 大人になっても甘えても良い相手ってさ、 きっと、ひとりだけなんだね。 あなたを見送ってからの私が初めて、こんな言葉を呟いたのは、 いつの頃のことだっただろう。 もっと強くなりたい。 もっと成長して、素敵な人になりたい。 あなたを見送り、…
あなたへ 長く勤めたあの会社を去ってからの私に見える景色は、 どんどん変わり行き、 思えば私には、随分とたくさんの人たちと出会いが訪れました。 様々な人たちとの出会いは、私にとって、 この世界の本当の広さを知ることにも繋がり、 私に見える景色は…
あなたへ 桜の時期を過ぎ、一層暖かな風が吹く頃になると、 私が思い出すのがあの場所であるのは、 そこで見つけた春が、とても好きだったからなのかも知れません。 またあの場所へ行ってみたいと思いながらも、 すっかりと足が遠のいてしまったのは、やはり…
あなたへ もう駄目! 疲れた! 休みたい! 盛大にこんな弱音を吐きながらも、 目の前のことを熟し続けていたのは、ここ数日間の私でした。 実は、ここ数日の私は、 いつもよりも少しハードな時間を過ごしていました。 時には時間について行くだけで精一杯の…
あなたへ え?まただよ 降り出した雨を見つめながら、それが、 また、であることを振り返ったのは先日の私でした。 雨が降るだなんて、そんな予報はなかった筈なのに、 外に出た途端に、または、車に乗り込んだ瞬間に、 或いは、何処かへ到着したと同時に雨…
あなたへ あの道を通る時。 そう。いつかの私たちが、奇跡的とも呼べる確率の中で、 偶然、外で出会ったあの道を通る時に、 右折する車が止まっているのを見つけるとね、 もしかしたら、あの頃のあなたが、 あの時みたいに笑って、こちらを見ているかも知れ…
春の風を覚えていますか 春の色を覚えていますか 春の匂いを覚えていますか その髪を揺らす爽やかな空気を その瞳に映る鮮やかさを 鼻を擽る甘い香りを 覚えていますか 春という季節が 私たちにとって あの子の成長を感じる季節へと 変わって行ったのは いつ…
あなたへ シャボン玉をしたい。 こんな気持ちを大切に、 私だけのシャボン玉の場所を見つけることが出来たあれからの私は、 もう、何度くらい、シャボン玉時間を楽しんだだろう。 何処へ出掛ける必要もなく、 私だけのプライベート空間で完結出来るというこ…
あなたへ 過去ってさ、なんだか幻みたい 生きるって、幻みたいなものなのかも知れないな 私はいつからこんなふうに、 この世界に流れる時間を見つめるようになったのだろう。 どんなに此処に留まっていたいと望んでも、 ほんの少しも、今を今のままで捕まえ…
あなたへ 2人分の桜の景色を集めよう。 自分の中で、改めてこんな目標を立て直したのは、 今年の桜が咲き始めた頃のことでした。 こちらでは、満開になった桜の花が少しずつ散り始め、 鮮やかな緑色が少しずつ見え始めました。 この春の私は幾つくらいの桜の…
あなたへ 指先を綺麗に整えたばかりだと言うのに、 タブのついた入った飲み物を買ったのは、先日の私でした。 折角ネイルをしたのに、どうしてタブのついた飲み物を選んだの?って、 こんなあなたの声が聞こえてきそうですが、 これはね、態とです。 だって…
あなたへ こちらでは、随分と暖かく、過ごしやすい時期となって来ました。 だからでしょうか。 今朝の私は、思いっきり寝坊をしてしまいました。 時計を見て飛び起きて、思わず頭を抱え込みながら、 思い出していたのは、いつかの春の季節に聞こえた声でした…
あなたへ この瞳に映る星空が、本当の星空なのだと思い込んでいた私は、 随分と長い間、それを当たり前かのように見つめていたけれど、 本当の星空は、実は全然違っていて。 その衝撃を忘れることが出来ないままに、何度でも、 星空の写真を撮っては、そこに…
あなたへ 不思議な声が聞こえたのは、眠りから覚める直前のことでした。 その声の主は、前世での私の名前と、 前世の私も、春生まれであったことを教えてくれました。 それは、夢を見たと言うよりも、 潜在意識が私に教えてくれた、という表現の方が、 近し…
あなたへ 見上げた青空がとても綺麗だったから、 何気なく写真を撮ってみれば、 太陽の光に触れて、綺麗な虹色を放つ雲の写真を撮ることが出来ました。 撮ったばかりの写真を見つめれば、不意に蘇ったのは、 かつて私を強く惹きつけた彼女の言葉でした。 蛍…
あなたへ それは、昨夜のことでした。 静まり返った家の中で突然に聞こえたのは、 カサッという何かが落ちる音でした。 あなたの場所の辺りから聞こえたような気がして、確認しに行けば、 お供えしたお菓子が落ちているではありませんか。 驚きながらもお菓…
あなたへ 私の中へと不意に蘇ったのは、 以前の職場の先輩が聞かせてくれた、運命の人との出会いの話でした。 私の友達がね、昔、車で接触事故を起こしてしまったのよ 幸いなことに怪我もなくて、大事には至らなかったんだけれどね その友達は後に、その時の…
あなたへ 随分と斬新なお味噌汁だったな こんな感想を持ちながら、 見たばかりの夢の中を反芻したのは、先日の私でした。 あの日の私は、そちら側から帰って来てくれたあなたが、 お味噌汁を作ってくれるという夢を見ました。 それは、私が見たこともないお…
あなたへ ずっと好まなかった筈のグミを突然に好きになったのは、 あなたとの仲睦まじい、の年齢差だった私でした。 思えばあれからの私は、様々な味のグミを買って来ては、 あなたへお供えしてきました。 オレンジ味のグミ 桃味のグミ 葡萄味のグミ ヨーグ…
あなたへ あなたって、本当に、 私と一緒にこの世界で生きていた人よね? 時々、こんな視点から、あなたの顔をじっと見つめてしまうのは、 この世界に存在していたあなたと、今のあなたとでは、 私にとって、 大きくかけ離れ過ぎたものがあるからなのかも知…
あなたへ 何気なく、携帯電話のアプリを開いた私の目に飛び込んで来たのは、 大切な人へのサプライズを仕掛けた素敵な動画でした。 こんなに素敵なやり方もあるんだねって、 思わず何度も見返しながら、そこにある笑顔を見つめてみれば、 なんだか、こちらま…
あなたへ ここ数日のこちらでは、雨や曇りの日が続いています。 寒さが戻って来たせいなのか、それとも、天気のせいなのか、 ここ数日の私は、なんだか気分が晴れなくて。 そんな気持ちを一新するかのように、 ネイルをしてみようと思い立ったのは、昨夜のこ…
あなたへ 春の暖かな風を感じられるようになったかと思えば、 ここ最近のこちらでは気温が低く、 再び、厚手の上着に袖を通すことになりました。 車へと乗り込めば、 早速、暖房を掛ける日々へと逆戻りしてしまいましたが、 思わず僅かに肩を竦めながらも、 …