拝啓、空の彼方のあなたへ

きっと、空に近い場所にいるあなたへ伝えたいこと。手紙、時々、コトバ。    <夫と死別したemiのブログ>

2026-01-01から1年間の記事一覧

あなたに伝え忘れていたこと

あなたへ あっ、そうだ そうだった 私は、あなたに伝えたいことがあったのだと、 思わず小さく呟いたのは、昨夜の肌の手入れをしている時間のことでした。 そう。このゴールデンウィーク中の私は、 あの子の成長とも、変化とも呼べる姿を見つけたのです。 ね…

私が囚われていた幻想

あなたへ 私が筋トレを始めてから、1年が過ぎました。 今日も筋肉チェックの時間を楽しみながら、 人って、何歳からでも変わることが出来るのねと、思わずこんな言葉を呟けば、 自然と蘇ったのは、過去の自分の姿でした。 思えば私は、幼い頃から、運動が得…

我が子が卒業する姿

あなたへ おしゃぶり 抱っこ 手を繋ぐこと 眠るまで本を読んだ時間 私たちを、パパ、ママ、と呼ぶことをしなくなったこと あの子が生まれた日から、いつの間にか、 あの子が自ら卒業して行った物事を振り返っていたのは、 今回のあの子のゴールデンウィーク…

今、あなたと真剣に語り合いたいこと

あなたへ いつからだっただろう。 近頃の私は、とてもはっきりとした夢ばかりを見ているような気がしています。 それはどれもが長い夢で、必ず、しっかりとしたストーリーになっていて。 見たばかりの夢の中の反芻することが、 ここ最近の私の朝の日課ともな…

私の遺影に使う写真

あなたへ 自分の遺影に使う写真についてを漠然と考えてみたのは、 あなたを見送ってから、どれくらいが経ってからのことだっただろう。 なんて、こんな話をしたのなら、あなたはきっと、 何を言ってるの?って、笑うのだろうけれど、 知っていることと、実際…

あの子のゴールデンウィーク終わりの日 -2026-

あなたへ 今回のあの子のゴールデンウィークの帰省は、 帰宅早々に、あの子の仕事用の電話が鳴り響いたところから始まりました。 忙しそうだねと声を掛けながら、 通話を終えたばかりのあの子にコーヒーを差し出して、 漸く、お喋りを始めれば、また電話が鳴…

天国に降る花

あなたへ 亡くなった人を想うと、天国に花が降るらしい。 私がこんな言葉を見つけたのは、いつの頃のことだっただろう。 いつかの私が見つけたこの視点は、 私を、どこか穏やかな気持ちにさせてくれたと同時に、 花というのは、実は、 そちら側と繋がる特別…

ボヤけた輪郭のままで

あなたへ 過去のひとつひとつの出来事が、不意に線で結ばれてみれば、 それはやがて多面性を持ち、全く別な視点が見えて来る。 これまでの私の中では、幾つくらい、 こんなふうに、過去の出来事同士の繋がりを見つけて来たでしょうか。 いつでも不意にやって…

今の私が感じる時間の流れ

あなたへ 食事の支度、洗濯、ジムへの送迎。その他、色々。 いつでも忙しなさがついて来るのが、あの子と過ごす時間でもありますが、 今回に限っては、なんだか、 のんびりと過ごせているなと感じることが出来ているのは、 ここ最近の私が過ごしていた時間が…

楽しみにしていた時間の中で

あなたへ 昨日の私は、朝から大忙しでした。 何故なら、昨日は、 あの子のゴールデンウィークの帰省の始まりの日だったからです。 早朝から1件の用事を済ませ、その後、 部屋の掃除、買い物、食事の準備をして、 一息を吐く間もないままに、あの子のお迎えの…

私が好んでいた炭酸飲料

あなたへ 今日は、炭酸飲料が飲みたい気分 でも、全部は飲めないしな いいよ 残したら俺が飲むからさ 飲みたいのを選びなよ あの頃の私たちの間では、何度くらい、こんなやり取りがあったでしょうか。 しゃっくりが出てしまうにも関わらず、 年に数回程度の…

私のダイエットの歴史

あなたへ 思えば私は、随分と変わったな。 ある種の恍惚感と共に、鏡に映る自分の姿を見つめるようになったのは、 ここ最近の私です。 誰かに自慢出来る程のものではないとしながらも、いつの頃のからか、 筋肉チェックの時間も、私にとっての楽しみ時間のひ…

病み散らかした日の話

あなたへ 漸く大きな課題を乗り越えたばかりだと言うのに、 更なる課題と向き合うこととなって。 苛つきながら匙を投げたのは、先日のことでしたが、 実はあれからの私の気持ちは、晴れることがないままに、 何処か落ち着かないような、気分が上がらないよう…

あなたの形に整えられた私の姿

あなたへ 私はこれまでに、幾つくらい、あなたに助けて貰って来ただろう。 あなたと一緒に歩んだあの頃も、 そして、あの夏から先へと歩み続ける今の私にも。 あなたと出会ってからの私には、 いつでも、あなたの言葉や想いが側にあり続けています。 あなた…

長い間、気になっていたもの

あなたへ ねぇ、あなた コレ、知ってる? もしも私の声を聞いてくれていたのなら、 今日のあなたは、どんな返事をしてくれていたのでしょうか。 買い物から帰って来た私が、早速あなたへお供えしたのは、 ボンタンアメです。 その存在は、随分と昔から知って…

一生シングルマザー

あなたへ シングルマザーってさ、 一生、シングルマザーなんだね。 あなたを見送った私は、死別シングルマザーという括りの中で、 あの子を育てて来ましたが、 あの子が此処から巣立っても、私はシングルマザーであり続けるのだと、 こんな視点から、自分自…

あなたの名前を呼んだ夜

あなたへ なんだかバタバタとしていて、落ち着いた時間を取ることが出来ない。 それ故に、夜は毎日、疲れているし、身体も頭もなんだか忙しい。 そんな時ほど、 やるべきこととは全く無関係である筈のゲームをやりたくなってしまうのは、 何故なのでしょうか…

時間を止めてみたくなる瞬間

あなたへ ずっと今の中にいたい。 私は、そんな瞬間を、幾つくらい見つけて来ただろう。 あの子と笑い合った時間。 とても綺麗な空を見上げた瞬間。 暖かな光の中で本を読んだ、あの時間。 それから、桜の景色を見つめたあの日もそうでした。 あなたを見送っ…

最もあなたを側に感じられる時間

あなたへ まだ起きないの? やることあるんでしょう? うん、やることいっぱいある そろそろ起きる こんな会話と共に目が覚めたのは、今朝の私です。 身体を起こして、思わず周りを見回してしまったのは、 これが、あなたとの会話だったからでした。 確かに…

大切な人の手を離して歩むということ

あなたへ 昨夜の私は、前髪を切りました。 いつも通りに切れたことを確認してから寝支度へと移った筈でしたが、 濡れた髪を乾かして、鏡を見つめてみれば、 私が見つけたのは、切り残してしまった前髪でした。 長いままの前髪が残ってるいるなと、切り残した…

別な身体に入れ替わる感覚

あなたへ 忙しない日々を送る最近の私は、 翌日に疲れを残さないことを目標に日々を歩んでいますが、 何故だかここ最近、疲れが抜けていないような気がすると、 こんなふうに感じたのは、先日のことでした。 いつも通り、筋トレも欠かしていない筈なのにと、…

匙を投げた夜

あなたへ この人生には、相変わらずに、課題が山積みです。 大きな課題を漸くクリアすれば、次の課題がやって来て。 人生というのは、きっといつでもそういうものでもあるのでしょうが、 漸くひとつ、大きな課題をクリア出来たばかりなのにと、 苛ついた気持…

純粋な人にしか見えないもの

あなたへ わぁ、凄く可愛い。 私がこんな気持ちで見つめていたのは、ピンク色の虫でした。 これは、昨夜見た夢の中での話です。 夢の中の私の目の前へ、突然に現れたのは、とても綺麗なピンク色の虫でした。 それが何の虫なのかは分からなかったけれど、 羽…

あの日の答え合わせ

あなたへ あの子との短いメッセージのやり取りをしたのは、先日のことでしたが、 漸く、あの子の元気な声を聞くことが出来ました。 相変わらずに多忙な日々を送るあの子ですが、 今日は久し振りにたくさん眠ることが出来たのだと、 こんな話を聞かせてくれた…

本当は苦しくて堪らない

あなたへ そっか。 この髪はもう、 あなたが撫でてくれた髪じゃないんだな。 何の脈絡もなく、不意にこんな気持ちを見つけたのは、 先日の朝のことでした。 あの夏からの私は、もう、何度くらい、美容室へ行っただろう。 あなたが撫でてくれた髪を切るのが嫌…

緑色の景色の中で

あなたへ この辺りでは、桜の景色も終わりを迎え、 気が付けば、若い緑色の景色へと移り変わりました。 まだ見慣れぬ緑色たちを見つめながら、今日の私は、 今年の私が桜の景色の中で集めたひとつひとつを思い出していました。 雨上がりの水溜りに映った桜の…

お供えの楽しみ方

あなたへ 近頃のこちらでは、随分と暖かく、 気が付けば、薄手の格好で過ごせるようになって来ました。 こちら側の季節に合わせて、あなたへのお供えものをすることも、 我が家にとっての大切な在り方。 買い物へと出掛けた今日の私は、今年もそろそろである…

夜の叫びと諦めの呟き

あなたへ もう!寝たくないのに眠い! ・・・仕方ない、寝るか・・・ これは、ここ最近の私の、夜の心の叫びと諦めの呟きです。 眠る前には、相変わらずに、 その日1日が、ちゃんと幸せであったことを感じながら、 眠りに就く私ではありますが、 お布団へと…

コトバ -春- 2026

春の風を覚えていますか 春の色を覚えていますか 春の匂いを覚えていますか その髪を揺らす爽やかな空気を その瞳に映る鮮やかさを 鼻を擽る甘い香りを 覚えていますか 家族3人で過ごした幾番目かの春は あの子にとって とても楽しみにしていた春でした 見学…

坂道にいた2人の姿

あなたへ 今日がラストチャンス。 そう意気込んで、桜の景色を集めたあの日の私が撮った写真を見つめながら、 思い出していたのは、あの日の私の中へと蘇ったあなたとあの子の笑顔でした。 桜の景色を眺めながら、幾つかの公園を散歩したあの日。 最後から2…