拝啓、空の彼方のあなたへ

きっと、空に近い場所にいるあなたへ伝えたいこと。手紙、時々、コトバ。    <夫と死別したemiのブログ>

2026-03-01から1ヶ月間の記事一覧

空色の龍

あなたへ よく晴れた空を見上げながら、私がふと思い出していたのは、 先日の、眠りに就く間際の私が見たあなたの姿についてでした。 あなたが直ぐ側にいるような気がしたあの夜、 私の中へとふと浮かんだのは、空色の龍でした。 あなたは青色と呼ぶよりも、…

位牌に声を掛けたら起こったこと

あなたへ そちら側へあなたを見送ってからの私は、 あなたに関する様々な夢を見て来ましたが、 位牌が登場するのは、思えば今回が初めてのことだったなと、 見たばかりの夢を反芻してみたのは、昨夜のことでした。 いつでもあなたの顔を見て、声を掛けていた…

そちら側の父から頼まれたこと

あなたへ 不思議な夢を見ました。 それは、あなたの位牌から、 そちら側のあなたの声が聞こえるというものでした。 位牌って、そちら側と繋がっているの?と、 夢の中の私は、少しだけ驚きながらも、耳を傾けてみれば、 聞こえて来たのは、 きびだんごを買っ…

来世には持って行けないもの

あなたへ 今日の私も、しっかりと筋トレを頑張りました。 相変わらずに時々には、サボってしまおうかと、魔がさす日もあるけれど、 やはりちゃんとトレーニングをした後は、気持ちが良い。 こんな気持ちは、これまでに、幾つくらい見つけただろう。 いつかの…

一文に込めたふたつの意味

あなたへ そちら側で、仲間は見つけましたか。 これは、初めて、こうしてあなたへの手紙を綴った日に添えた一文です。 あの日の私は、この一文に、ふたつの意味を込めていました。 ひとつは、そちら側で、 新たな仲間を見つけることは出来ましたか、という意…

いいえ、これは違います!気のせいです

あなたへ こちらでは、日に日に、暖かさを感じられるようになり、 見える季節の色も増えて、 お散歩に出掛けることは勿論のこと、ベランダでの光合成の時間も、 とても楽しい季節となってまいりました。 確かに昨年の今頃も、同じような文字を、 あなたへの…

私だけが聞くことの出来なかった歌声

あなたへ 父とあなたに逢うことが出来たあの夢の中を、 何度も反芻していたからなのでしょうか。 私の中へと不意に蘇ったのは、父に関するエピソードでした。 そう。これは、私たちの結婚式の夜のエピソードです。 私たちが結婚式を挙げたあの日の夜、 父は…

鳥の羽とあなたの感触

あなたへ 先日見たあの夢を反芻してみるのは、これで何度目になるだろう。 何度、考えてみても、あの夜の私は、 そちら側の世界にいたのではないかと、そんな気がしてしまうのは、 この世界を去った父と、あなたに逢うことが出来たからなのかも知れません。 …

癖になりそうな予感

あなたへ 私には、密かに憧れていたことがありました。 そう。それは、外で本を読む、ということです。 図書館へ出掛ければ、何かしらの本を読んでみるけれど、 私にとっての読書時間とは、主に寝る前の時間と位置付けられています。 そんな私が、実は随分と…