あなたへ
新たな視点をひとつ見つける度に、大きな成長を感じて。
過去に見つけた視点と視点が、結び付いた時には、更に大きな成長を感じて。
自分の成長を見つければ、大きな喜びを感じると共に、
私の中へと見つけるのは、あなたに逢いたいという気持ちです。
あなたと出会うことが出来たから、今の私が此処にいるのだと、
私は何度でも、私と出会ってくれたあなたに感謝をしながら、
あなたはやはり、私の運命の相手であり、
掛け替えのない人なのだと、何度でも考えさせられて。
そうして私は、何処に伸ばしたら良いのかも分からないままに、
あなたを探して、手を伸ばしてしまいたくなってしまうのです。
もしも今、あなたと話をすることが出来たのなら、
あなたはどんな言葉をくれるのかな。
あの頃みたいに髪を撫でて、あなたは笑ってくれるのかなって。
あなたが何処にいても、この人生に見える景色は、
あなたが見せ続けてくれる景色であることに変わりはないと、
こんなふうに、この人生に対する視点を見つけることが出来たのは、
いつの頃のことだっただろう。
あなたが見せ続けてくれるこの景色の中で、
私は、この人生を精一杯、生きるのだと、こんなふうに決めることが出来た私は、
この人生を大切に生きたいと思えるようになったけれど、
でも、あんなに早くにあなたと離れなければならなかったことに対して、
納得出来たわけじゃない。
どうして?なんで?は、
私の中で、何度でも繰り返されて。
そんな気持ちを感じれば、私は何度でも、
何処かにあなたを探したくなってしまうのです。
あなたに逢いたい。
でも、この人生を大切に生きたい。
こんな気持ちがごちゃ混ぜになって、苦しくなって。
来世なんて、待っていられない!
本当は、こんな気持ちを見つけてしまう日だってあるのです。
あの夏から先へと歩む程に、自分の成長を感じる程に、
それまで知らなかった新たな痛みを見つけては、
どうしようもない痛みと向き合わなければならないことを知っている筈なのに、
それでも、どんなに痛みを感じようとも、
そこにある気持ちを感じ切ったのなら、
力強く次の一歩を踏み出して、その先へと歩みを進めてしまうのは、
やはり、今、私が歩むこの人生は、
生まれる前の私が選んで生まれた人生だからなのかも知れません。
今、この世界に生きる私は、あなたがいないこの人生に対して、
全然、納得などしていないし、
きっと、此処から先へと歩んで行けば、相変わらずに、
どうして?なんで?を繰り返しては、
逢いたい、逢いたいって、
私はいつでもあなたを何処かに探しながら、この人生を歩んで行くのでしょう。
この人生は、きっとどんなに先へと歩みを進めても、
知らなかった痛みが伴う人生。
新たに知った痛みを見つける度に、私はきっと何度でも、
腹を括り直しながら歩むのだろうけれど、此処からずっと先へと歩んで行けば、
いつの日か、私は、
何かとても素敵なものへと辿り着ける日が来るのだと、信じているのかも知れません。
それはきっと、
生まれる前の私がどうしても見つけたかったものなのかも知れないと、
今日の私は、こんなことを考えていました。
生まれる前の私は、あなたに約束をしたのかも知れませんね。
ちゃんと成長して、素敵な私になるからね
必ず、今の私が持っていないものを持って、此処に還って来るからねって。
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