あなたへ
ご主人はきっと、いつも側にいると思いますよ。
先日、こんなふうに、言葉を掛けてくださった方がいました。
その言葉は、優しく、私の中に、染み込んでいきました。
とても、心が温かくなる言葉ですね。
思えば、
本当に、苦しい時、
どうしようもなく、あなたに逢いたくなった時、
ふと、あなたを感じる事があります。
それは、いつでも、何の核心も持てないくらいに、とても微かなもの。
本当は、側にいてくれているのでしょうか。
時々ね、思うのです。
私に、特別な力があったのなら、あなたと、話ができるのかな って。
でも、きっと、それは、違いますね。
私の事をよく知っているあなただもの。
もしも、私が、あなたの存在を、はっきりと認める事ができてしまったら、
あなたのいる場所に逝きたいと、そんなふうに、思ってしまう。
だから、きっと、あなたは、その気配を隠し、そっと、私に気付かれないように、時々、寄り添ってくれているのでしょう。
私が、元気を取り戻すまで。
あなたは、そんな人でしたもの。
見ていない振りをしながら、よく見ている。
落ち込んだ時には、いつの間にか、寄り添ってくれている。
そんなあなたの側にいる事は、いつでも、心地良かった。
時々感じる、あなたの側にいた時のような心地よさ。
きっと、それは、隠しきれなかった、
微かな、あなたなのかも知れませんね。
先日、掛けて頂いた、温かな言葉に、そんな事を思いました。