繋いだその手の温もりは
忘れないと誓った生きた証
大きな温かいその手は
いつでも
この手を包み込んでくれました
その手の中
冷たい指先の温度を
覚えているでしょうか
暖めるように
ぎゅっと握りしめてくれたポケットの中
小さな幸せがこぼれ落ちないように
その手を握り返したいつかの夕暮れ
2人分の温もりを
今でも覚えているでしょうか
もしも今
側にいてくれたのなら
今度はこの両手で
その手を包み込んで
二度と離すことはないでしょう
元気ですか
今にも泣き出しそうだった曇り空は
ゆっくりと形を変え
赤い夕日に染まっていく
何処かで笑っていてくれますように
この心はいつでも繋がっていますように
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