梅雨の中休み
夏雲が浮かぶ空を見上げたら
ハートの形の雲を見つけた
彼からの贈り物だろうか
なんて
都合のいい事を考えながら
無意識に緩んだ口元
元気ですか?
こちらはもうすぐ夏になります
あなたと出会った夏が来ます
返事は聞こえなくてもいい
きっと空に近い場所
私には聞こえない声で
語りかけていてくれる気がするもの
元気だよ
こっちの世界はね って
私の耳には届かない彼の声は
きっと あの頃のまま素敵で
何も変わらないの
空を見上げ そんな彼を想像してみた
やっぱりハートの形の雲は
彼からの贈り物としておこう
だって
その方がずっと楽しいもの
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