あなたへ
今日のあなたは、どんな気持ちで過ごしていましたか。
寂しい思いは、しませんでしたか。
私は今、とても寂しいです。
夏を思わせる晴れた空に、心が躍るはずなのに、
今日の私は、空を見上げて、
無意識に吐いてしまったのは、大きなため息でした。
こんなに寂しいのは、きっと、
あなたと出会った夏が来るからだね。
なんだか、涙が溢れそうなのは、
きっと、夏に、あなたが此処からいなくなってしまったからなんだ。
本当なら、今年は、出会って22周年の夏を迎えるはずだったから、
きっと、こんなに苦しいんだよ。
寂しい理由を考えて、握り締めた右手は、
無意識に、あなたの温もりを探していました。
あなたに、逢いたい。
最近のこちらでは、蒸し暑く感じられる日も多くなりました。
こんな時に思い浮かぶのは、
炭酸飲料を美味しそうに飲むあなたの姿。
あなたの好きな炭酸飲料と、お菓子を買ってきましたよ。
炭酸飲料が飲みたいなって、あなたの声が、聞こえた気がして。
ちゃんと、あなたのところに届いているかな。
私は、いつでも、あなたのことを想っているよ。
今日は、あなたの月命日だから、
ほんの少しだけなら、泣いてもいいよね。
明日には、きっとまた、元気になっているからさ。