拝啓、空の彼方のあなたへ

きっと、空に近い場所にいるあなたへ伝えたいこと。手紙、時々、コトバ。    <夫と死別したemiのブログ>

時代に合わせた進化

あなたへ

 

コロナウイルスの影響により、

マスクが手放せなくなってから、どれくらいが経ったでしょうか。

 

不織マスクを長時間着けると、肌荒れを起こす私。

連日のマスクの着用に、肌荒れが治まらず、

ストレスを感じることも多くありました。

 

肌が、不織マスクを嫌がっている

 

そう。

こんな表現が相応しいでしょう。

連日のマスク着用に、私の肌は、敏感に反応し続けました。

 

あの子と一緒に、おうちサウナを楽しんだのは、

この春のこと。

緑茶の香りに癒される空間を楽しみながら、

非常に、肌の調子が良くなりましたが、

マスクを着けると元通り。

やがて、

これまで使っていた化粧品も、肌に合わなくなりました。

 

化粧品を変え、毎晩のケアを慎重に。

暫くの私は、試行錯誤を繰り返しながら、

自分の肌についての研究を重ね、

漸くまた、これまでの化粧品を使っても、刺激を感じることなく、

大きな肌荒れも起こさなくなりました。

 

思えば、肌荒れの他にも、

1日中マスクをしていると、耳の裏が痛くなったりと、

肌荒れ以外の不快なこともありました。

 

マスク生活の毎日が、嫌で溜まりませんでしたが、

いつの頃からだったでしょうか。

 

肌荒れもなければ、耳の裏も痛くない。

 

先日の私は、

マスク生活への不快感が無くなっていることに気が付いたのでした。

 

いつになったら、以前のように、

マスクをしないで外出することが出来るのだろうかと、

そんなことを考える日々ですが、

マスク生活が終わりを迎えるよりも先に、

私の肌は、時代に合わせて、進化を遂げたようです。

 

さて、一時期は、マスク不足に悩まされ、

思うように、

マスクを購入することが出来なかった頃もありましたが、

先日は、数ヶ月振りに、

あの子のお気に入りのメーカーのマスクを買うことが出来ました。

 

マスクをするのが当たり前。

 

あなたが此処にいてくれた頃には、

考えられなかったこちら側の現状ですが、

いつかまた、以前のような生活に戻れる日を楽しみに、

今は、頑張ろうと思います。

 

 

 

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