拝啓、空の彼方のあなたへ

きっと、空に近い場所にいるあなたへ伝えたいこと。手紙、時々、コトバ。    <夫と死別したemiのブログ>

全部良かった日

あなたへ

 

今朝の私は、あなたへの手紙を送り終えると、

早速、あの子を起こしに行きました。

 

何度くらい声を掛ければ起きてくれるだろうかと、

実は、ちょっとドキドキしていましたが、

意外と、すんなりと起きてくれました。

 

朝は、食欲がないあの子ですが、

あの子の好きなものを準備したからなのか、食欲も旺盛に、

元気に出掛けて行きましたよ。

 

あの子を送り出してからの私は、

このまま夜まで過ごすぞと、気合を入れていましたが、

朝の時間を過ぎた頃になると、眠気に耐えられずに、

いつの間にか、少しの間、眠っていたようでした。

 

若かった頃は、一晩くらい、眠らなくても平気でしたが、

やはり歳かしらと、今回の徹夜では、

特に知りたくはなかった事実を知ることとなりましたが、

時間通りにあの子を起こすことが出来たことも、

静かな夜の時間が楽しかったことも、

全部、良かったなと感じています。

 

さて、

また明日、元気に過ごすために、

今夜は、早めに眠りに就きたいと思います。

 

あなた。

おやすみなさい。