拝啓、空の彼方のあなたへ

きっと、空に近い場所にいるあなたへ伝えたいこと。手紙、時々、コトバ。    <夫と死別したemiのブログ>

クリスマスパーティー(mini)

あなたへ

 

今日のクリスマスパーティー(mini)へ、

きっと参加してくれたあなた、ありがとう。

 

あの子の成長に合わせて、

日時を変更してクリスマスパーティーを開催するようになった我が家ですが、

今年は初めて、2回のクリスマスパーティーを開くことにしました。

 

これまでになく新しい試みをすることになったのは、

昨年のクリスマスイブでの時間がきっかけでした。

 

昨年の我が家では、19日にクリスマスパーティーをしましたね。

とても楽しかった時間でした。

 

昨年も、クリスマスイブの夜は、私ひとりで過ごしましたが、

ひとりの夜と言えば、食事は手抜きです。

これは、私にとっての最大の贅沢だと思っていました。

だって、他のことに時間を使うことが出来るもの。

だから、納豆ご飯で簡単に済ませてしまおうって、

あの日の夜も、私なりの贅沢な夜の時間を過ごすつもりで、食事をしたはずでした。

 

それなのに、何故でしょうか。

私はどうして、クリスマスイブの夜に、

ひとりで納豆ご飯を食べているのだろうって、

ふと、こんなことを考えて、泣いてしまったの。

 

早めのクリスマスパーティーだってしたのに、

寂しい気持ちなんて、ないはずなのに、

何故か、世界中で私だけがひとりぼっちであるような気がして、

泣きながらご飯を食べたの。

ひとりで過ごすクリスマスは、初めてではなかったのに。

 

納豆ご飯は美味しいですが、でも、クリスマスイブの夜に、

それを選択してはいけなかったのかも知れません。

あの時、初めて、

特別な日は、手を抜いてはいけないのだと思いました。

自分のために、素敵な時間を準備しなくてはいけないのだと。

 

昨年は、泣いてしまったけれど、あの時間があったから、

今年は、2回のパーティーを開こうって、

こんな素敵なことを思いつくことが出来たのだと思います。

 

それなら、「クリスマスパーティー(mini)」と名付けて、

あなたと2人きりの時間を過ごそう。

こんな素敵なことまで思い付くことが出来ました。

 

こうして、私たち2人きりのクリスマスパーティーを開くのは、

思えば20年振りになりますね。

今夜のパーティーもとても楽しかった。

きっと側にいてくれたあなた。

ありがとう。

 

あの子と家族3人でのパーティーは、明後日の12月26日になります。

そちらが我が家でのメインパーティーです。

そちらの招待状も、また改めて送りますね。

 

昨年のクリスマスイブの日は、ひとりで泣いてしまったけれど、

今年の私は、なんだかとても贅沢です。

あの子と家族3人でのパーティーも、とても楽しみですね。