あなたへ
迎えに来て
あなたからのこんな電話を貰う夢を見ました。
夢の中の私は、あなたがどこにいるのかを知っていて、
急いであなたを迎えに行ったの。
私が向かった先には、たくさんの人がいたけれど、
すぐにあなたを見つけました。
だって、私には、あなただけが特別に見えたもの。
人混みの中、私を見つけてくれたあなたは、笑顔を見せてくれて。
そんなあなたに駆け寄りながら、私はただ、幸せだけを感じていました。
私は、あなたが笑ってくれるだけで、
こんなに嬉しいんだなって。
目が覚めて、
なんだか、運命の再会みたいな夢だったなって、
ほんの少し、恥ずかしいような、胸の奥が擽ったいような、
とても幸せな気持ちで満たされた朝は、
胸の中が、あなたの笑顔でいっぱいになりました。
もしも、今、
此処にあなたの笑顔を見ることが出来たのなら、
どんな気持ちがするのだろう。
もう一度だけ、同じ世界で笑い合えたのなら、
私はあなたに、何を伝えるのだろう。
ねぇ、あなた。
逢いたいね。
あなたは今、どんなふうに笑っていますか。