拝啓、空の彼方のあなたへ

きっと、空に近い場所にいるあなたへ伝えたいこと。手紙、時々、コトバ。    <夫と死別したemiのブログ>

ミルクキャラメルの日

あなたへ

 

ねぇ、あなたは知っていましたか。

6月10日の今日は、ミルクキャラメルの日なのだそうです。

 

折角なので、新たにキャラメルを購入しようとお菓子売り場へ足を運べば、

見慣れないキャラメルを発見した今日の私は、

思わず2種類のキャラメルを購入してしまいました。

 

イロチならずアジチです。

これで暫くは、キャラメルライフを楽しめそうです。

 

私がキャラメルにハマり出してから暫くが経ちますが、

日々、キャラメルに癒されながら、

キャラメルって、いつからあるのだろうと、ふと疑問に思ったのは、

随分と昔からあるお菓子であることを、なんとなく知っていたからでした。

 

調べてみれば、1913年(大正2年)6月10日に、

初めてミルクキャラメルが発売されたようです。

そのことから、

6月10日はミルクキャラメルの日と制定されたそうですが、

日本で初めてキャラメルが販売されたのは、明治時代の頃だったようです。

 

販売当初は、バターやミルクを用いた味が、

当時の日本人には馴染みのない味であったことなどから、

なかなか売り上げを伸ばすことが難しかったそうですが、

時代の流れから、やがて日本人の間で乳製品の栄養価値が注目され、

徐々にバターやミルクが愛好され始めたことから、あえて乳製品の分量を増やし、

1913年(大正2年)6月10日に、

ミルクキャラメルという名称で新発売されたのだそうです。

 

当初のミルクキャラメルは、バラ売りだったようですが、

その翌年には、

私たちがよく知る箱入りの形での販売が始まったようです。

因みに、当時のキャラメルは高価で、

子供が気軽に食べるものというよりも、

どちらかと言えば、高級な大人用のお菓子だったそうですよ。

 

そう。それなら、もしも私たちが、

さようなら、ごきげんよう、と挨拶を交わしていた時代にも、

この世界で出会っていたとしたのなら、

その頃の私たちは、高級なお菓子として、

一緒にキャラメルを食べていたのかも知れませんね。

 

私が子供の頃からなんとなく、箱に入ったキャラメルが好きだったのは、

実は潜在意識下には、

あなたと過ごした時代の記憶が刻まれているからなのかも知れません。

 

今の自分にとっての好きなものや苦手なものは、

実は前世から引き継がれているのだと、こんな話を聞いたことがあります。

 

もしもそうであるのなら、

その時代の私はきっと、あなたの隣で、

キャラメルって可愛いよねなんて、笑っていたのでしょう。

 

やはりきっと、そこにいるあなたも、

私の可愛いを理解は出来なかったのかも知れないけれど、

あなたはきっと、キャラメルを気に入った私のために、

いつでもキャラメルを持って、

逢いに来てくれていたのかも知れませんね。

 

さて、暫く続く私のキャラメルブームに付き合わされているあなたは今頃、

またキャラメル?なんて、

呆れた半笑いでもしている頃でしょうか。

 

前世でも、キャラメルばかりだったな

なんて、言っていたりしてね。

 

甘いものばかりでもアレですし、今日は、

いつかのあの子曰くの『家にいる男のアレ』も買ってきました。

あなたが好んで食べていたものを選びましたので、

どうぞ楽しんでくださいね。

 

 

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