拝啓、空の彼方のあなたへ

きっと、空に近い場所にいるあなたへ伝えたいこと。手紙、時々、コトバ。    <夫と死別したemiのブログ>

七夕 -2024-

あなたへ

 

そちら側のあなたが、

いつでもたくさんの幸せに囲まれていますように

 

あの子の歩む道が、これから先も、

ずっとずっと明るい道でありますように

 

どんなに離れていても、

私たち家族3人が、固い絆で結ばれ続けていますように

 

今日は七夕の日です。

今年のあなたは、どんな願いごとをしましたか。

 

毎年のこの日になると、私の中へと蘇るのは、あなたの声です。

もしも男の子だったらさって。

 

今年の私の中にも蘇ったあの日のあなたの声に耳を傾ければ、

あの日のあなたの嬉しそうな笑顔までもが鮮明に蘇りました。

 

23年前の今日は、

私たちにとって、更なる幸せの始まりの日でしたね。

 

子供は、実は自分で名前を決めて生まれて来るのだと、

こんな不思議な話を耳にしたのは、いつの頃のことだっただろう。

 

なんだかとても不思議ですが、そんな視点から記憶を辿ってみれば、

私のお腹の中にあの子が宿る前から、あの子の存在を知っていたあなたは、

実は、あの子から名前を聞いていたのかも知れないな

なんて、ふと、こんなことを考えました。

 

そう。例えば、

いつかのあなたの夢の中に出てきた小さな男の子の方から、

自分の名前を名乗っていたのかなって。

 

それとも、夢の中にいたあなたは、何故だか自然と、

やきもちを焼く小さな男の子の名前を呼んで、頭を撫でたのでしょうか。

 

もしもあなたが此処にいてくれたのなら、

今夜のあなたは、

あの子の名前を提案してくれたあの日のあなたが感じていたことを、

話して聞かせてくれたのかも知れませんね。

 

そうしてきっと今夜の私たちは、

あれからの私たちが過ごした幾つもの七夕の日をゆっくりと振り返りながら、

遠くで活躍するあの子の幸せを、そっと祈ったのでしょう。

 

ただ、懐かしいという感情だけを持って、

あの頃の時間を振り返る今夜の私は、

どんな気持ちを感じたのだろう。

 

ねぇ、あなた。

こちらの今夜は、星がとても綺麗です。

 

今夜はね、

あなたのその頬に触れることが出来るような気がして、

夜空にそっと手を伸ばしてみました。

 

ねぇ、あなたは今、どんな顔をしていますか。

 

 

 

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