あなたへ
ぬいぐるみたちと一緒に眠ること。
それはきっと、癒しと幸せに囲まれて眠ることなのだと、
こんな発見をした私は、ぬいぐるみたちを仕舞うことを辞めて、
暫く、一緒に眠ってみることに決めました。
そんな私が、堪え切れずにひとりで笑ってしまったのは、
昨夜のことでした。
あなたがプレゼントしてくれた、
オコジョのぬいぐるみを何気なく見つめていたらね、
不意に名前が浮かんだの。
干し芋って。
いやいや、なんで干し芋なの?って、
浮かんだ名前がなんだか可笑し過ぎて笑いながらも、
改めて、オコジョのぬいぐるみをじっと見つめてみました。
色は確かに、金色にも近い明るい栗毛であることから、
どちらかと言えば干し芋寄りの色と言えるのでしょう。
ですが、ボディは、平べったい干し芋とは違い、細く丸い形です。
干し芋の類には、丸干しなるものもあります。
それと似ていると言われれば、そう見えなくもありません。
なんだか少し、無理矢理な気もしてしまいましたが、
こうして全くの別視点から、オコジョのぬいぐるみを見つめてみれば、
なんだか美味しそうな干し芋を連想させるような気もしてきました。
そうして段々と、干し芋という名前が、
この子にピッタリな名前であるような気がしてしまったのです。
そこで私は、この子に、
干し芋、という名前を付けることに決めました。
ぬいぐるみは幼い頃から好きでしたが、
ぬいぐるみに名前を付けるのは、思えば生まれて初めてのことです。
この歳になって、ぬいぐるみに名前を付けるとは思ってもみませんでしたが、
なんだか不思議で、楽しい気持ちがしました。
ぬいぐるみが欲しいという気持ち。
そして、ぬいぐるみに名前を付けること。
なんだかここ最近の私は、
ぬいぐるみに関する初めてのことばかりを経験していますが、
初めての経験は、なんでも楽しいものですね。
オコジョのぬいぐるみを見つめれてみばもう、私の中では、
既にこの子の名前が干し芋、という名前であることが定着していることに気が付いて、
やっぱり今日の私も笑ってしまいましたが、
これもまた、
ぬいぐるみがくれる癒しの効果なのかも知れませんね。
さて、ここ最近の私は、ぬいぐるみたちに癒されてばかりですが、
今日からまた新しい1週間が始まりました。
今週もまたしっかりと、
早い流れに乗って、歩んで行こうと思います。
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